話を聞く
埼玉で活動するNPO法人 にゃいるどはーとさんは、顔に大きなコブのある猫がいると聞きつけ、現場へ駆けつけました。民家の玄関近くで日向ぼっこする3匹の猫たち。その中に、コブのある猫を見つけました。
ひとまず、依頼主さんに話を聞きます。不妊手術がされているかどうかはわからないそうです。
猫たちが集まっている家の人にも、話をうかがいます。にゃいるどはーとさんが猫たちを保護したいこと、コブを治してあげたいことを話すと、理解を示してくれました。
敷地内ににゃいるどはーとさんが入ると、猫たちが騒然となります。物陰から様子をうかがう猫。
コブのある猫のコブは、かなり大きくなっています。早く治してあげなければ!ですがにゃいるどはーとさんが近づくと、逃げてしまいました。
猫たちはどうやら、シニアのようです。寒さでのたれ死んでしまうケースが増えているとか。そういう猫こそ保護してあげなければ、と言うにゃいるどはーとさん。
近くには猫たちにご飯をあげている人もいるらしく、地域の人たちから愛されているようです。それは不幸中の幸いと言えることでしょう。
捕獲開始!
猫たちを捕獲する日には、タレントのmisonoさんも同行してくれました。捕獲器を仕掛けて、かかるのを待ちます。でもまだまだ、警戒した様子。いつもと違う雰囲気に緊張しているのかもしれません。
なかなか入ってくれないため、必殺アイテムのちゅーるを追加します。少し時間がかかりましたが、ようやく1匹目ゲットです!
続く捕獲活動
捕まらにゃい2匹
にゃかにゃか手強い猫たち。残り2匹が入ってくれません。一番のターゲットであるコブちゃんは、縁側の下に隠れています。
頼むから、入って…。助けたいからさ…。とにゃいるどはーとさんたちの心の声が聞こえてくるようです。
misonoさんのサイン♡
猫たちがかかるのを待つ間、misonoさんがサインを書いてくれました♡この日のために早朝から新幹線に乗り、長崎の現場へと出向いてくれたようです。すごい行動力!
スタッフさんそれぞれにサインをプレゼントという、愛溢れるサービスです!
ついにコブちゃんゲット!
コブちゃん
少し話しが脱線しましたが、にゃいるどはーとさんが現場へ戻り確認すると、ついにコブちゃんが捕獲器の中に!もう1匹も暴れて出血してしまいましたが、ゲットできました。
猫たちは3匹とも耳カットがあり、不妊手術済み。病院に行くのは色々な都合上、翌日になるそうです。
コブちゃんを捕獲器からケージに移す作業。逃げられないように慎重に行わなければいけません。動揺を隠せないコブちゃん。
捕獲され自由を奪われた上、知らない場所、見知らぬ人たちに緊張するのはムリもありません。
診察
翌日になり動物病院へ行き、獣医師の診察を受けました。そのままコブの手術も受け、キレイさっぱりなお顔に!猫エイズ陽性だったため、キャリア部屋の「にゃんくる荘」へお引っ越しとなります。
にゃいるどはーとさんに「長崎長友」くんと名付けてもらい、これからは温かいお部屋で、静かな余生を送ります。
まとめ
ご覧の通り、猫の保護活動は大変です。思い通りに行かないのが当たり前。なんとか保護できたとしても、救えない命もあるのです。
ですがにゃいるどはーとさんのような活動があるからこそ、猫の殺処分数は年々減少しています。普段はあまり意識しない野良猫のこと、殺処分のこと。少しだけ気にして、できることから始めてみませんか?
コブちゃん改め長崎長友くんたちの保護の様子は、下記動画よりご覧いただけます。
- 愛されているコブちゃん
- 捕獲の様子
- なかなか捕まらないにゃあ…
- ついに全頭捕獲成功!
※こちらの記事は情報掲載者より許可を得て掲載しております。
掲載者名:NPO法人 にゃいるどはーと
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