【私と愛猫との出会い〜ai.さんの体験談〜】
人と人の繋がりによる出会い
1匹目の猫も保護猫でした。土砂降りの中倒れていた子猫を保護し動物病院へ。生死の確率は五分五分ですと伝えられましたがなんとか一命をとりとめて回復。
無事に退院し元気に暮らしていました。猫を暮らすのはこれが初めてでした。
多頭飼育を考えるように
猫の多頭飼育をしている友人から「遊び相手が出来ていいよ」と助言をもらい多頭飼育を考えるようになりました。
2匹目も保護猫をと考えていたので、予防接種で動物病院へ行った時にスタッフの方に「保護猫はいないか」と聞いてみました。すると、保護活動をしている方を紹介していただけることになりました。
近いうちに迎えたいとは考えていましたが、保護活動家の方なだけあり、行動力がすごく「今日の夜に連れていきます!」とトントン拍子に話が進みました。
まさかの2匹!?
夜になり保護猫を連れて1人の女性の方が訪れました。ゲージの中を覗いてみるとビックリ!なんと中には推定2ヵ月程の二匹の子猫が…!
女性は笑顔で「好きな方の子猫ちゃんを選んでね」と。1匹だけ連れてくると思っていた私は「どうしよう…」と悩みました。悩み抜いた結果、私が下した結論は2匹どちらも引き取るでした。
なぜそうしたのかというと、もしもどちらか1匹を選んだとして、その後もう1匹がどうなったのか気になってしまうのが目に見えていたからです。そうなるのであれば、いっそのことどちらも引き取ろう!となりました。
保護猫三匹との生活スタート
しばらくはビクビクとしていた2匹ですが、2時間後には家具と壁の間を登る!引っ掻く!と大暴れ。あっという間に一部の壁はボロボロになりました。
ゲージの中でも大暴れ!1匹だけならまだしも2匹増えるとパワーも2倍でした。保護猫ということで検査や避妊・去勢が必要で2匹同時に増えると掛かる費用も倍でした。
一気に賑やかに
友人からの助言通り、しばらくすると先住猫と子猫たちは遊んだり舐め合ったりと、微笑ましい光景が見られるようになりました。寝るときにはくっついて寝ていて、お留守番も3匹一緒に居るという安心感がありました。
徐々にふれあえるように
元々は外で暮らしていたので、少し人を怖がる素振りがありました。
しかし、引き取ってから2ヵ月ほどすると膝に乗ってきたり、ご飯の時間以外でも近くに寄ってきたりすることが増えました。
現在4年経ちますが、今では寝るときは頭の横で寝て、呼び掛けると返事もしてくれるようになり信頼関係が築けたのだと感じています。
まとめ
保護猫と暮らすには検査や避妊・去勢など経済面での負担があることも事実です。家庭の経済状況をよく考えた上で迎えることが飼い主様にとっても猫にとっても大切な事です。
もちろん病気をすることも考えられます。私も実際、先住猫を2歳という若さで病気で亡くしました。家具や家を傷付けてしまったり大変な事ももちろんありますが、それ以上に大切なものがたくさん増えていきます。
少しでも多く素敵な出会いがありますように願っています。