【私と保護猫との出会い〜プリンさんの体験談〜】
春の出産シーズンになると、保健所や保護センターには毎年数多くの子猫が保護されます。
その中には親子一緒の時もありますが、どちらかと言うと子猫だけの時が多いのでその後の飼育が大変です。まだ離乳前だったら、2、3時間おきにミルクを飲ませる必要があります。大変重労働になります。
そんな中、路上でうずくまって動けない子猫が保健所に収容されたのです。すでに保護猫で一杯。収容スペースに空きがなく、無理して収容すれば感染症にかかる頻度が増します。そこで一旦我が家で預かりました。
その子猫を迎えて大変だった事
推定年齢3ヵ月位の真っ黒な子猫でした。口の中を見てみると小さな歯が生え出していました。と言う事は離乳期に入っていると思われました。
ただいつまで母猫と一緒に生活していたのか分からないので、ドライフードを食べてくれるかどうか分かりませんでした。そのことから、最初は少しふやかして与えてみる事に。
それから猫砂のトイレを上手に使えるかも不安がありました。生まれてからずっと外で生活していたはずなので、部屋の中で上手に暮らせるかどうか…。
子猫を預かって良かった事
まずはフードに関して。ドライをふやかさずにそのままで、上手に食べてくれました。好みがあるかとも思いましたが、出されたフードはいつも完食できたので、ほっとしました。
トイレも使えるかと気を揉んでいましたが、なんと最初から上手に猫砂を手で掻き出して排泄できました。考えていた以上に手がかからなかったので、良かったです。
子猫の様子
我が家で預かった時は体が小さく体重も軽かったのですが、その後順調に増えてきて1kgを超えるまでに成長しました。ワクチン接種も2回終えたので、それまではお一人様の生活でしたが、先住猫と一緒に生活しても大丈夫になりました。
ただ数日は顔が近づいただけでシャーっと、小さいながらに威嚇していました。それが5日も経つと、追いかけっこをしたりして一緒に遊び出しています。
まとめ
外で生活していた成猫や子猫を家庭で預かったりするのには気を使う事が多いです。感染症の疑いや食事管理体重管理など、いろいろあります。
ただ、気を使う以上に病気が治ったり、懐いてくれたりすると保護したり預かったりした事がとても嬉しくなりますよ。