固まった猫
福井で活動する譲渡型保護猫カフェ しあわせにゃん家さんの元には、さまざまな事情を抱えた猫たちがやってきます。とはいっても決して余裕があるわけではありません。
いつもシェルターは保護猫たちでいっぱい。資金面でも苦労が絶えません。それでも支援があるから続けていける、としあわせにゃん家さん。
そんなギリギリの状況の中で保護された猫は、大きな猫たちにいじめられていた野良猫でした。餌やりさんがお世話していたため、多少は人慣れしている様子です。ですがかなりの勢いで固まっています。
「ここはどこ?」「この人は誰?」など、頭の中がパニック状態なのかもしれません。今までいた場所から突然、見知らぬところに連れてこられたのですから無理もないです。しばらく現状の把握までに時間がかかりそう。
保護から2日目。ひとまずちゅーるを与えてどれだけ人慣れしているかを確認するしあわせにゃん家さん。猫の名前は「ぽにょ」ちゃんにしました。
ぽにょちゃんはイカ耳になってしまっているものの、ちゅーるは食べてくれました。「イカ耳」とは猫が不快感や恐怖を感じているときにする耳の形です。食べたということはそこまでガチガチに怯えているわけではなさそうです。
心を開き始めたぽにょちゃん
トイレにて休憩中のぽにょちゃん。保護から4日目にして、人の手の温かさに気づき始めた様子です。5日目になるとイカ耳は姿を見せなくなり、お腹を見せてゴロンとして甘えるようになりました♪
しあわせにゃん家さんが撫でても、全く警戒する様子はありません。他の猫に病気を感染させないよう、まだ3週間は隔離のケージ生活を送らせなければいけません。その後にウイルス検査を行い、全て陰性であれば晴れてぽにょちゃんは、カフェデビューの道を歩みます。
順調そうに思えましたが体調不良になってしまい、また元の怖がりさんに戻ってトイレにこもってしまいました。しかし、とてもお利口で薬は飲んでいるそうです。元気になればきっとまた心を開いてくれるでしょう!
しあわせにゃん家さんからのメッセージ
しあわせにゃん家さんの元には、YouTubeなどをご覧いただいている方からの支援が届いているそう。心の底からの感謝を感じていらっしゃいます。
「応援しかできない」というメッセージがよく届くそうですが、しあわせにゃん家さんにとってその「応援」がいかに大きな力となっているか、知って欲しいそうです。猫の保護活動はキレイ事だけではできません。
ときには多くの病気の猫をお世話しなければいけなかったり、困難が立ちはだかることもあります。そんなとき、応援があるとそれだけで「頑張ろう!」と思えるのだそうです。
YouTubeを見ていただくだけでも大きな支援となっているとか。広告収入を活動費として使えるからです。
「応援しかできない」。でもそれが、しあわせにゃん家さんにとってどれほど大きな支えとなっているかどうしても伝えたい、と動画の最後は締めくくられています。
まとめ
保護活動は助けが必要な猫の数もそうですが、予想外のことが起きることもあり本当に大変です。そんな中しあわせにゃん家に保護されたぽにょちゃん。きっとこれからカフェデビューし、優しい里親さんに出会うのでしょう。
ぽにょちゃんが心を開いていく様子は、下記の動画よりご覧いただけます。
※こちらの記事は情報掲載者より許可を得て掲載しております。
掲載者名:譲渡型保護猫カフェ しあわせにゃん家
譲渡型保護猫カフェ しあわせにゃん家
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