【私と愛猫との出会い〜RINZOさんの体験談〜】
「里親」という制度を知る
これは私が「里親」という制度を知り、保護猫をお家に迎え入れたお話です。
我が家にはブリーダーさんからお迎えしたノルウェージャンフォレストキャットがいました。幼少期から動物が大好きだったけど飼うことはできず、1人で生計を立てられるようになったタイミングで念願の猫飼いになりました。
初めて動物を飼うということもあり、たくさん猫について勉強するようになりました。そして、猫飼いさんのブログやインスタグラムなどもよく見るようになり、そこで初めて「里親」という制度を知りました。
捨て猫や、怪我をした猫、母猫に育児放棄されてしまった子猫、理由は様々ですが行き場のない猫たちがたくさんいて、その猫たちを保護して一生のお家を探してあげるボランティア団体があるということ。さっそく「猫 里親募集」で検索をしました。
応募してみた
もともと多頭飼いを計画していたこともあり、里親制度のことを知ってからは、せっかくならお家を探している猫をお迎えしようと思い、里親募集サイトに登録してみました。
子猫だけでなく成猫の募集も多く見られましたが、先住猫のことを考慮して筆者は子猫に限定して探してみました。募集サイトにはその猫の写真だけでなく性格や特徴も記載してあります。気になる子がいて応募してみても保護主さんからの返事がこないこともあるようです。
数ヵ月の間、暇さえあれば募集サイトを眺めていましたが、ある日とてもとても可愛い子猫に目がとまり、思い切って応募してみたところ保護主さんから数十問の質問事項が送られてきました。
お見合いをする
数十問の質問の内容としては、猫を飼う環境が整っているか(経済的、精神面的など)を問うもので、保護主さんがどれだけ保護猫に対して愛情を注いでいるか、幸せになってほしいと願っているかがわかりました。筆者もそれに対して真剣に返答し、生き物を飼うことへの責任感や熱意を伝えました。
そして一次審査のようなものを無事通過し、次はお見合いという名の実際に子猫に会って触れ合う二次審査になります。自宅から電車で1時間ほどの所にある保護主さん宅まで子猫に会いに行ってきました。
保護主さんはミルクボランティアと呼ばれ、乳飲み子を新しい飼い主さんへとつなぐお役目をしています。筆者が会いに行った子猫の他にも姉妹猫がいて、当時は3匹の子猫が部屋中を元気に駆け回っていました。
保護主さんとお話しをしながら子猫と触れ合い癒しの時間を過ごしましたが、私の他にもお見合いをしに来る方が大勢いて、全員と話をしたうえで誰に引き取ってもらうかを決めるということでした。なかなかハードルが高いお見合いでした。
勝者
お見合いの時、筆者が応募した子猫は大騒ぎして遊んでいると思ったら突然、お茶がのっているお盆の上で寝たり、筆者のバッグに入ってみたり。一緒に帰ろうと思ったのでしょうか?他の姉妹猫とは違う行動をしていて、本当に可愛いかったです。
ライバルは多いけど、なんとなくこの子はうちの子になるんじゃないかなって漠然と感じていました。
そしてその予感は的中。お見合いの翌月には保護主さんが子猫を我が家までお届けに来てくれることになりました。筆者の熱意と愛情が伝わりました。
保護猫をお迎えしてみて
生後2ヵ月のやんちゃ姫
先住猫が我が家に来たのは生後4ヵ月の頃。そして今回やってくる保護猫は生後2ヵ月。1年もあればあっという間に成長する猫の2ヵ月の差はどんなものだろうかとドキドキしたのを覚えています。一度お見合いで会ったきりの子猫との再会は緊張と嬉しさでいっぱいでした。
初めはとにかく先住猫との仲が悪くならないように細心の注意を払いお迎えしました。そのおかげかどうかはわかりませんが、3日もしないうちにお互いの存在を認識した様子で、仲良く遊ぶとまではいかないものの、特に喧嘩することなく、マイペースに生活しているようでした。
子猫はメス猫で、名前は「レア」と名付けました。ハワイの言葉で「幸福」を意味します。幸せにするからね、という気持ちを込めました。
レアはとにかく活発で、元気いっぱい走り回る子です。女の子だからか小さくて、大型猫種の先住猫では入れないところもスイスイ入ってしまうので、姿が見えなくて焦ることも多々ありました。
一番困ったのは洗濯機の下に入り込んで、出てきてくれなかった時です。先住猫が心配そうに洗濯機の前で座り込んでしまい、レアは余計に出てこれなくなったようでした。
現在の様子は
1歳になるまでくらいは人間の食べ物にも興味津々で、ゆっくり食事をすることができなかったのですが、1歳過ぎた頃から興味を失くしたようで食事の時間を邪魔することはなくなりました。
寝る時は必ずベッドに来て一緒に眠ります。避妊手術後も変わらず甘えん坊で、膝に乗ってきては寝たふりをして筆者が動けないようにしてきます。
少し変わった行動としては、レアは抱っこが嫌いなので爪切りが難しいのです。ですが、筆者がトイレに座っていると入れろと要求し、入れてあげると膝に乗りやっぱり寝たふりを始めます。
そこでそっと手をとり爪を切ると、なんとびっくり大人しく切らせてくれるのです。トイレでのみ爪切りができるという不思議な行動をとるレアでした。同じ膝の上でも、リビングや寝室では切らせてくれません。同じ行動をする猫さんいませんか??
まとめ
保護猫のレアと出会って思うこと
筆者の場合は初めて猫を飼ったことで「里親」という制度について知り、せっかくお迎えするならお家を探している猫をと思った次第です。
正直なところお金を払って迎えた子とそうではない子、血統書付きの子とそうでない子、少しも愛情に差はありません。出身や猫種は関係なくそれぞれみんなちがう性格で、それぞれとても可愛いと思います。
ただ、これから犬や猫を家族に迎えたいと考えている方におすすめしたいのはやっぱり里親制度です。当人(犬や猫)に代わって家族を探してくれている方から求められる条件をクリアできるかどうかは、迎えられる動物の幸せがかかっていると思うからです。
安易な気持ちではお迎えできないからこそ、本当に終生その子を大切にできるか改めて考える機会を与えてもらえる里親制度で、不幸な犬猫が少しでも減るように願っています。