交通事故で重傷を負った猫……回復後に向かった幸せな場所とは?

交通事故で重傷を負った猫……回復後に向かった幸せな場所とは?

交通事故にあった猫は、大ケガを負いましたが幸い致命傷ではありませんでした。回復した時、猫の行き先にぴったりな環境が見つかりました。

その耳の印は…

通報・発見

高速道路で車にひかれケガをした猫の救助依頼を受け、ロスアンジェルスの保護団体Hope for Paws
(ホープ・フォー・ポーズ)が現場にやってきました。

ケガをした猫を見かけた通報者は停車して車を降り、後続の車に合図を送って止め、倒れていた猫を保護し自宅に連れ帰ったそうです。なかなかできることではありません。

彼は大きな箱に猫を入れ、自宅のわきに設置しました。箱をのぞくと、猫は「ジャ!」と威嚇します。その元気があるのが頼もしい!

まだケガの部位はわかりません。耳の先が切られているので、TNRの猫でしょう。

ケア

猫を大きなタオルでくるんで持ち上げ、キャリーケースに移し、病院につれてくることができました。

「シリ」と名づけた猫は、タオルに包まれてすんなり診察台に横にされました。疲れやケガの痛みでもう抵抗する気力がないのかもしれません。

…と思った途端、手を近づけた看護師に向かって上体を起こしながら「シュアッ」と威嚇をお見舞い。やっぱり元気があります!

シリにはマイクロチップが埋められていて、TNRの猫、つまり所有者がいないノラだと確かめられました。

そしてケガはと言えば、大腿骨骨折でした。

手術は無事に終わり、シリは回復していきました。

さて、今、シリはどこにいるのでしょうか?

それから

ケガが回復したシリを農場主が引き取ってくれました。ただ、普通の家猫としてではありません。外猫としての身のふるまいが身についたシリにとって、家に閉じ込められることは苦痛でしょう。人に慣れるのも少し難しいかもしれません。

この農場では、行き場を失った動物たちを引き取って世話している様子。シリにはまず、外に設置した囲いの中で環境に慣れてもらいます。周りの動物たち(猫、ブタ、アルパカにリャマ、アヒルなど)になじんだら、この囲いからも出られるでしょう。

交通事故から生還したTNR猫シリに幸あれ。

※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
 掲載YouTubeチャンネル:Hope For Paws - Official Rescue Channel

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