保健所前の箱に2匹の子猫…助けを求め寄り添う猫の未来は?

保健所前の箱に2匹の子猫…助けを求め寄り添う猫の未来は?

2021年11月熱海市の保健所前に子猫2匹が遺棄されました。NPOくすのきさんに保護されたものの、子猫の1匹は片目が結膜炎でした。治療してしあわせを目指す子猫たちをくすのきさんが支えます!

️子猫2匹が保健所前に…片目は結膜炎?

置き去りにされた子猫たち

2021年11月15日、熱海の保健所前に子猫が2匹遺棄されました。ガムテープでぴっちり閉ざされ、空気孔もない暗やみの中、チビちゃんたちは寄り添って助けを待つしかありません。子猫にとって長い長い時間が過ぎたあと、やっと助け出されて市内のNPOくすのきさんに連絡されました。

シェルターにやって来た子猫たちには、暖かい寝床と美味しいゴハンが用意されます。落ち着いたらシャンプーもして…うんと可愛い子猫ちゃんになるでしょう。

子猫の結膜炎

子猫たちの健康状態は良さそうですが、茶白の子がずっと片目を細めているのが気になります。動物病院で診てもらったところ、この子は結膜炎になっていました。

まぶたの内側にある粘膜(結膜)が炎症する結膜炎は、人間にもよく聞く病名です。調べてみますと、猫では若い猫、特に生まれて間もない子猫に多いそうです。

猫の結膜炎は人間よりも治療が難しいため、くすのきさんがすぐに気付いて病院に連れて行ってくれたので助かりました。もう少し遅かったら、まだ弱い子猫は他の病気を合併してしまう危険もありました。

しばらくは獣医さんと相談しながら、子猫の治療が続きます。相棒の茶トラくんも心配そうに見えます。

まとめ

12月3日、保護から2週間半。茶白のチビちゃんは、目の痛みと痒みに耐えました。処方された薬だって頑張りました。前足で目を擦らないためのドーナツカラーは、本人には「意味わかんにゃい!」だったでしょうけれど、耐えました(笑)その結果がこちらです…

ずいぶん良くなりました。獣医さんから視力に影響はないと診察され、一安心です。保護時より体も成長して、兄弟よく似たムクムクの毛なみが可愛いです♡

結膜炎はウイルスや細菌がおもな原因です。病気になったからこの子たちが捨てられたとは思いませんが、これからは清潔なシェルターでキチンとお世話をしてもらえます。苦労をした分、良い里親さんと巡り合って、しあわせになってもらいたいですね。くすのきさんと支援するたくさんの人が応援しています。

※こちらの記事は情報掲載元の団体より許可を得て掲載しております。
 団体名:NPOくすのき

NPOくすのき

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2021年NPOくすのきさんの活動

2021年は熱海の土砂災害の年でした。被災地で、NPOくすのきさんはペットのレスキューに大活躍されました。是非サイトを訪れて、くすのきさんを応援してください!1クリックで拡散するだけでも助けになります。

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