母猫を失い残された子猫たち……幼くして直面した試練とは?

母猫を失い残された子猫たち……幼くして直面した試練とは?

予期せずに母猫を失ってしまった子猫達を保護したFlatbush Catsでしたが、子猫達は猫白血病ウイルス症に感染している事が発覚。スタッフ達は頑張る子猫達を支え続けます。

母猫を予期せず失った子猫達にさらにふりかかる試練

通りで暮らす猫は様々な危険と隣り合わせです

NYで猫達の保護活動を行うFlatbush Catsは、通りで見つけた未去勢・未避妊の2匹の猫を保護しようと考えます。しかし、その猫達にはたくさんの小さな子供達がいました。

最初の計画では完全に離乳するまで母猫と子猫を一緒に保護しようと考えていました。

ですが、母猫は殺鼠剤を摂取してしまったことで亡くなってしまい、生後まもない子猫達のみを保護する事になります。

なんとか保護した子猫達の状態は厳しく

子猫達は、人が優しく掴む事もまだ出来ない程に小さく、生後約4週間半程度でした。

Flatbush Catsのスタッフは心配でした。今までの経験から子猫は信じられない
程にか弱い事をわかっていたからです。

外での子猫達の生活は厳しかったようで、子猫達の状態はあまりよくありません。とくにラークは発熱、痛みを伴う関節の腫れ、食欲不振を伴う上気道感染症を患っていました。

皆で鎮静剤、水分、食欲促進剤を与え少しずつ元気を取り戻していきます。

やっと子猫達の生活がスタートした矢先でした

子猫達は母親猫を恋しがってはいたものの、なんとか少しずつ元気な状態になり始めていました。しかし、さらに予想外の事態が起きます。

保護したすべての子猫が猫白血病ウイルス感染症の陽性だとわかったのです。おそらく母親猫からの感染であると推測されます。

思わぬ状況にスタッフは混乱しました。しかし、通りの猫を保護したときから、最高の状態に導く事がFlatbush Catsの目標です。ここで立ち止まってはいられません。

子猫達のためにできる事

がんばる子猫達のために皆、この病気の事を学びました。猫白血病ウイルスには直接の薬はありません。しかし、その他の症状が出た時に早期できちんと対応すれば元気に生き続けられるのです。

人や犬には感染しませんが、猫同士では感染する可能性があります。あとは清潔な室内のみでの飼育と栄養の取れた食事、ストレスのない環境と定期的な獣医への訪問が必要です。

暫くすると、このことを受け入れてくれた家族がウォレンとハイパーの2匹を家族として迎えいれてくれました。今では仲良く幸せに暮らしています。

他の子猫たちの姿

他の子猫達は現在家族を探していますが、きっとすぐに見つかる事でしょう。これ程の困難に耐えた強い猫達ですから。

他の子猫達

まとめ

予期せぬ事で母猫を失ってしまった子猫達ですが、病気にも負けずすくすくと育っておりその姿に涙が出ます。あのまま子猫達だけが残されていたらと考えただけでも苦しくなります。

  • 子猫達の様子はこちら

※こちらの記事は情報掲載者より許可を得て掲載しております。
 掲載者名:Flatbush Cats

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