針金を巻かれた猫を探せ!!
長崎で活動中のR&G 長崎の保健所の命を救う会さんが訪れたのは、体に針金が巻かれた猫がいると連絡のあった場所でした。そこには6匹程度の野良猫が住んでいるそうですが、お目当ての猫は姿が確認できませんでした。
捕獲器をしかけます。針金猫の保護にくわえ、メス猫3匹の不妊手術も依頼されました。
捕獲作戦開始
捕獲器近くのエサに釣られ、猫たちがやってきます。たった2〜3分で1匹目が捕まりました。針金が巻かれた猫を捕獲するまで、繰り返します。
捕獲後は入り口が開かないように結束バンドで留めました。車に連れて行ってペットシーツで捕獲器を覆い、猫が落ち着くようにします。視界が遮られると暴れなくなるのです。
順調に捕獲される猫たち
続いて2匹目が捕獲器の中へ。扉が閉まったのにも関わらず、慌てた様子はありません。捕獲されているのに、です。
おっとりした猫のよう。保健所の命を救う会さんが近づくと、そこで初めて慌て始めます。
3匹目も順調に捕獲。4匹目も捕まりました。残るはあと2匹。
お目当ての針金猫はなかなか現れてくれません。
ついに針金猫が!
4匹目が捕まった以降は猫が現れなかったため、捕獲器を設置したまま一旦帰ります。
しばらくして、針金猫が捕まったとの連絡が入りました。現場に確認しに行くと、腰に針金が巻かれている猫が捕獲器の中に。
一体誰がこんなことをしたのでしょうか?もしどこかへ引っ掛かって動けなくなったら、命に関わります。ひどいことをする人がいるものです。
これは立派な犯罪。たとえ野良猫であっても、罪に問われます。
針金猫のケア
針金を巻かれてしまった猫のケアが必要です。ステンレスの針金が巻かれています。不安げな表情の猫。
針金を外し、ケガの状態を確認します。幸い皮膚に食いこんではおらず、ひどい負傷は負っていません。動物病院で診てもらうと白い変色が見られたため、抗生物質で治療します。
こんなひどいことをした犯人は、捕まらなければいけません。そのためには確固たる証拠が必要です。カメラをしかけ、犯人を見つけます。
もし捕まえられなければ、また新たな被害が猫に及んでしまうのです。
まとめ
今回は幸いにも重症にはなりませんでしたが、それでももし放置されていたら、どうなっていたかわかりません。
猫への虐待はどんどんエスカレートしていき、最終的には人にも及ぶと考えられています。悲劇を防ぐためにも、早い段階でその芽を摘み取っていかなければいけないのです。
楽しい内容ではないかもしれませんが、猫虐待の現実を、下記動画よりご覧ください。できればいいねとチャンネル登録を。それが今回のような、助けを必要としている野良猫たちへの支援につながります。
※こちらの記事は情報掲載者より許可を得て掲載しております。
掲載者名:R&G 長崎の保健所の命を救う会
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