24時間も鳴いて助けを求めた猫……保護され新たな猫生を歩む!

24時間も鳴いて助けを求めた猫……保護され新たな猫生を歩む!

24時間鳴き通しだったという猫は、最初は警戒していたものの予想に反して人懐こい性格でした。TNR の対象でなく、里親さん探しが始まります。

光る目の主は黒猫

通報・発見・保護

まる1日じゅう排水施設の中で鳴き叫ぶ猫がいると保護依頼を受けて、ロスアンジェルスの保護団体Hope for Paws(ホープ・フォー・ポーズ)がかけつけました。声の感じは若い猫のようだということです。

慣れた手つきでマンホールのふたを開けて団体のリーダーが中に入り、続いてケージトラップを降ろしました。ケージの横に暗視カメラをセットして待つこと30分。奥から2つの光る目がヒタヒタと近づいてきました!

この子かぁ。まいたカリカリを食べています。警戒して、上の方から気になる音が聞こえると、さっと身をひるがえして穴の奥へ戻ってしまいました。

猫がケージに近づいたタイミングだったのに、なぜかリーダーが再び降りて来たのです。警戒している猫は当然、逃げてしまいました。

実はカメラの充電が切れそうだったのだそうです。何時間もかかる勝負になることを覚悟で、仕切りなおしたようです。ケージを設置した状態でいったん引き上げました。

猫の一時預かりで協力関係にある人が、偶然すぐ近くに住んでいるので、その女性に保護現場を任せることにしました。すると6時間後、彼女から連絡が来ました。

入ってる!猫は大きな声でひと鳴きしました。その場で「ホーク」と名づけます。

ケージを地上に上げて改めてホークと対面すると、あまり人を怖がっていない様子です。

ケア

いつもお世話になっている病院に着いたのは夜中近くでした。丸1日鳴き続けていたというだけあって、よく鳴く子です。鳴くのは体力がある証拠。元気そうです。

こんなふうになでることができるので、リーダーはほっとしました。飼い猫として里親さん探しができるからです。

もし人になつく可能性がないとTNR(つかまえて去勢・避妊して放す)対象となり、見つけた場所の近くに放すことになり、自由と引きかえにノラ猫の過酷な生活に放り込むことになるのです。

それから

ホークは健康状態にも問題がなかったようで、すぐに一時預かり施設に入りました。腕に抱かれて完全にリラックスした表情のホーク。きっと早い段階で里親さんに巡り合えるでしょう。

※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
 掲載YouTubeチャンネル:Hope For Paws - Official Rescue Channel

Hope for Paws

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