過酷な暮らしに耐える野良猫…1ヶ月におよぶ保護活動の結末は?

過酷な暮らしに耐える野良猫…1ヶ月におよぶ保護活動の結末は?

東京都府中のNPO法人府中猫の会さんに入った1本の連絡。家にご飯を食べにくるようになった猫を里子にしたいという相談でした。早速捕獲器をしかけますが、なかなか捕まってくれません。果たして無事、里子にすることはできたのでしょうか?

依頼から捕獲まで1ヵ月

東京都府中のNPO法人府中猫の会さんに、ある里親さんから相談が入りました。家にご飯を食べに来る猫を、保護したいということです。

早速捕獲を開始しますが、なかなか捕獲器に入ってくれません。餌付け作戦に変更して約1ヵ月後。ようやく捕獲に成功です。

捕まった猫はシャーシャーが止まりません。どうやらなかなかにして手強い猫のよう。既に耳カットがありました。

以前府中猫の会さんがTNRをした猫のようです。その際に一度捕獲器に入っているために覚えていて、なかなか入ってくれなかったのかもしれません。

入院

不妊手術は終えているため、病院でエイズと白血病の検査、駆虫薬とワクチン接種を行います。鎮静剤を使用するため、シャンプーも同時にしてもらえるそう。今日はしばらく入院です。

優しい里親さんの元で♡

退院して里親さんの家にやってきた猫。先住猫のひじきくんが出迎えてくれます。ケージにいすわるひじきくん。

洗濯ネットに入った猫をケージの中に開放します。まだ鎮静剤が効いているため、動きがおぼつきません。若そうに見えましたが実はシニアだったのだとか。

まだ猫は慣れない様子ですが、里親さんは頑張るとのこと。「小麦ちゃん」という名前になりました。もしなかなか慣れてくれなくても、寒い冬を温かい家の中で過ごしてご飯を食べてくれるなら、それで幸せという里親さん。

小麦ちゃんは優しいご家庭に引き取られ、幸せ者です!きっとその温かい愛に、凍った心が溶ける日がやってくることでしょう。

まとめ

ずっと外で頑張ってきた小麦ちゃん。その頑張りが報われる日がやってきたのです。シニアになると、寒さが体にこたえるときもあるでしょう。

ですが優しい里親さんと出会ったため、もう安心です。これからはどんなに寒い日でも、温かい家の中でのんびりと過ごせます。そしてご飯もお腹いっぱいに食べられるのです。

小麦ちゃんの様子は、下記動画よりご覧いただけます。できればチャンネル登録ください!それが過酷な外の世界で暮らす猫たちへの助けとなります。

※こちらの記事は情報掲載者より許可を得て掲載しております。
 掲載者名:NPO法人府中猫の会

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