光を失った子猫
両目が飛び出した状態での保護
福岡の保護猫Café MOCAさんが保護したのは、生後わずか1ヶ月半の子猫。生まれたばかりの野良子猫は猫風邪をひいているケースが多く、この子猫も例に漏れずでした。
ですがあまりの状態の悪さに、保護猫Café MOCAさんは驚いてしまったのです。保護した子猫は、両目が飛び出してしまっていました。数々の子猫を保護してきた保護猫Café MOCAさんですが、さすがに驚きが隠せなかったようです。
それでも前向きに、笑顔を取り戻してくれるようにと子猫に「笑(エミ)」と名付けました。頑張って生きてきた子猫。絶対幸せにならなければいけません。
2度の入院を経て、保護猫Café MOCAさんの元で暮らします。まだ小さいため、眼球摘出手術は受けられません。それができるようになるまでは投薬と点眼を行い、症状が治るのを待ちます。
笑ちゃんはとてもお利口で、ひとりでなんでもできます。トイレも器用に砂かけを。
仲良し福お兄ちゃん
しばらくして、笑ちゃんの目から飛び出していたものが脱落しました。笑ちゃんには仲良しの福お兄ちゃんがいましたが、同じケージで暮らさせて大丈夫かと保護猫Café MOCAさんは悩みます。
ですが今まで一緒だった2匹です。きっと大丈夫と判断し、変わらず同じケージにいさせることにしました。
バラバラにしたらもしかしたら寂しさで、体調を崩してしまうかもしれません。そちらの方が心配です。
フリーでも問題なし!?
普通に動ける笑ちゃん
保護から2週間後、笑ちゃんはケージを出てフリーになりました。福お兄ちゃんの気配を上手に感じ取り、遊びを仕掛けます。目が見えていなくても普通に動ける笑ちゃん。
保護から1ヶ月
保護から1ヶ月経ちました。笑ちゃんの左目は大きく腫れ上がってしまっています。両目がカサブタになって脱落し、また内側から突出するものがありそれがカサブタとなり脱落。それを繰り返しながら少しずつ、炎症が治っていきました。
目が見えなくても全く関係なく、福お兄ちゃんとじゃれあって遊びます。元気で何よりです!
笑ちゃんの目の状態
診察を受ける笑ちゃん。眼球の摘出は、体重が2kgを超えてからということになりました。
音や気配を敏感に感じ取っておもちゃに食らい付きます。言われなければ目が見えないことなど、わからないかもしれません。
時間が経ち笑ちゃんの目は、自然脱落をくりかえしたことで手術の必要がなくなりました。
猫カフェデビュー!
保護から4ヶ月後。笑ちゃんと福お兄ちゃんは猫カフェデビューを果たします。新しい環境にもすぐなじみ、他の猫とも仲良くやっています。
不妊手術も終え、美猫になった笑ちゃん。ついについにそのときがやってきました!
里親さんが迎えにきてくれたのです。保護から7ヶ月後のことでした。今ではツヤッツヤ、ピッカピカになり毎日、温かい愛情に包まれ幸せに暮らしています。
まとめ
幸せになった笑ちゃん。辛い試練を乗り越え、ついに最高の幸運を手に入れたのです。保護されて本当にラッキーでした。
笑ちゃんは、下の動画でご覧いただけます。できればチャンネル登録ください!それが笑ちゃんのような猫を救うことにつながります。
今回笑ちゃんはとてもラッキーでしたが、全ての野良猫がそうとは限りません。できる限り不幸な野良猫をなくすため、保護猫Café MOCAさんのように日々頑張っている方達がいます。
※こちらの記事は情報掲載者より許可を得て掲載しております。
掲載者名:保護猫Café MOCA
保護猫Café MOCA
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