大切だから手元に置けない…愛猫を託す切実な理由とは?

大切だから手元に置けない…愛猫を託す切実な理由とは?

「猫を飼えなくなった」という飼い主さんがNPO法人ねこけんにやって来ました。ご自身の病気と生活の不安から可愛がっていた猫を手放すという飼い主さん、そして愛情たっぷりに暮らしていた猫さんのその後は…

️大切に育てた猫を手放すしかない…悲しい別れ

猫を飼えなくなりました

2021年4月、NPO法人ねこけんに「猫を飼えなくなった」という相談者が訪ねて来ました。5年前にペットショップで買ったという「ミルク」ちゃんは、毎年ワクチンを受け、苦手な爪切りは動物病院に連れていってもらうほど、きちんとお世話をされています。どうして手放すのか、その理由を聞いてみると…

実は相談者の男性は、うつ病を発症、そこから不眠症など別の病気を合併してしまいました。精神科の診察を受け、投薬で病気と向き合う男性。それでも毎日夕方から具合が悪くなり、夜は眠れず徘徊することも…当然仕事にも行けません。飼い主さんは「病気と収入の不安」からミルクちゃんを手放すことを決めたのでした。

悲しい別れ…その内心は?

一人暮らしの飼い主さんにとって、ミルクちゃんは心の支えとも言える家族です。精神の安定のためにも、本心では手放さず側にいて欲しかったに違いありません。それでもミルクちゃんの安全を考えて、悲しい別れを選んだ…本当にミルクちゃんが大切だから。その気持ちに打たれ、ねこけんのスタッフさんも涙がこみ上げました。

お別れ、そして新しい生活に

「最後に撫でてあげてください」というスタッフさんの声に、ミルクちゃんに手を伸ばす飼い主さん。5年間の思い出がよぎります。飼い主さんは「(病気が治っても)もう飼わない」とつぶやきました。「今回悲しかったから」

飼い主さんが退室されたあと、気にかけていた爪切りをされました。キャリーから出たミルクちゃんはお部屋をキョロキョロ…飼い主さんの姿を探しているのでしょう。ミルクちゃんも飼い主さんが大好きだったんです!

飼い主さんがご自宅に帰って、ミルクちゃんの使っていたベッドや食器を見ると思うと胸が痛みます。ミルクちゃんも新しい環境で、初めての人たちと馴染んでいくことになります。離ればなれで暮らしても、一緒にいた5年間の楽しかったこと、たくさんの愛情が、二人の支えになってくれるよう祈らずにいられません。

ミルクちゃんのトライアル

ミルクちゃんのお話はメディアにも取り上げられ、多くの反響を集めました。飼い主さんが抱える困難を、コロナ禍で先が不安な将来と重ねる人もいたかもしれません。

その後のミルクちゃんはスタッフさんのご自宅で新生活を始めましたが、当初はごはんを食べてくれず、大変心配されました。大きな目をまんまるにして、自分の置かれた状況を把握しようと一生懸命。不安からトイレにろう城することも…

ねこけんスタッフさんはミルクちゃんの笑顔を取り戻す為、手を変え品を変え、時に獣医師の手を借りて毎日がんばりました。少しずつ自分の生活を取り戻していったミルクちゃん…6月には新しい里親さんの元へトライアルスタートとなりました!

ねこけんさんでは、保護前の状況がわかっていれば、できる限りそれに似た環境を用意されているそうです。ミルクちゃんは若いご夫婦の元で新生活を始めます。

ねこけんのスタッフさんがミルクちゃんをお届けして帰った後、ミルクちゃんは新しい家族の手からちゅーるを食べてくれたそうです。しかも頭をこすりつけて来てくれたり、撫でさせてくれたとのご連絡も!よかった、もう大丈夫ですね♪元の飼い主さんも、きっと安心されることでしょう。

ミルクちゃんと新しいご家族と、皆が安心して楽しく暮らしていけるように活躍されるねこけんさんに感謝です!

※こちらの記事は情報掲載者より許可を得て掲載しております。
 掲載者名:NPO法人ねこけん

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