️迷い猫?あとを追って家についてきた猫
隣の空き地から猫の鳴き声が…
NPO法人ねこけんさんのもとへ、1匹の可愛らしい猫ちゃんの保護依頼が舞い込みました。
事務所を訪れた依頼主さんによると、ある日、家の隣から猫の大きな鳴き声がしたので気になって様子を見に行ったそう。
そこにいたのは、茶色いワタアメ…ではなくフワフワの猫!ずいぶん人懐こく、依頼主さんが「迷い猫なら保護しよう」とキャリーを取りに戻ったところ、あとを追って家の中へ入ってきたそう。猫ちゃんは、もともと飼い猫だったのか怖がる様子はなかったのだとか。
家猫になる準備を整えてくれた依頼主さん
思いがけず、“小さな来訪者”を迎えた依頼主さん。突然の出来事だったにも関わらず、門前払いはせず、迎え入れてくれるなんて何て優しい方なんでしょう。
依頼主さんがしてくれたのはそれだけではありませんでした。男の子とわかった猫ちゃんがまだ去勢していないことがわかったため、何と手術まで済ませてくれていたのです!
もちろん手術前には、ノミ駆除やウィルス検査、ワクチンも。万が一、猫ちゃんが「迷子猫」だった場合も考えて、飼い主さんを探すためのチラシと届け出までしてくれていました。
実は、依頼主さんの家にはすでにニャンコたちがいるのだそう。これ以上、猫を飼うことは難しいと考えた依頼主さんは、この猫ちゃんを保護してから約3ヶ月をかけて保護施設を探し、ねこけんさんにたどり着いたのでした。
依頼主さんは、この日、ねこけんさんが公式サイトで公開している情報を見て、必要な物資を用意し寄付もしてくださったのです。
新しい猫生がスタート
ねこけんさんの事務所で手続きを待つ間、猫ちゃんはリラックスした様子。さすが、家に入る度胸を持っているだけあります!愛嬌たっぷりで、目が釘付けになってしまう可愛らしさ!尻尾だけサマーカットのマルガリータなのが、また可愛いですねー♡
この先は良い里親さんを探して必ず幸せになろうね!依頼主さんからねこけんへ新たな猫生を開くためのバトンが受け継がれました。
お別れの時、窓の外を見ているふりの猫ちゃん。ちょっと後ろ姿が少し寂しそうにみえるかも?
まとめ
フワフワの猫さんは「ネム」くんという仮名をもらい、スタッフさんのご自宅で、新たな生活への一歩が始まります。あのまま過酷な外での暮らしを続けていたら、厳しい生活が待っていたことでしょう。ネムくんは、優しい人に巡り会うことができて本当に良かった!
今回の依頼主さん、猫ちゃんと暮らした経験があったとはいえ、これほどまでに手厚いケアをしてくださったことに、ねこけんさん、とても胸を打たれたようです。
ネムくん、これから温かくて安心できるずっとのお家とのご縁が繋がって、幸せになることでしょう!
※こちらの記事は情報掲載者より許可を得て掲載しております。
掲載者名:NPO法人ねこけん
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