食べていれば幸せ~
通報・発見
大ケガをした猫のレスキュー依頼を受けた保護団体Hope for Paws(ホープ・フォー・ポーズ)がかけつけると、依頼者はすぐに猫がいる場所へ案内してくれました。
猫はこの人になついているようで、すぐに大きな声で鳴きながら現れ、ためらうことなく甘えています。歩く様子から、ケガをしているのがわかります。向かって左の前足が内側に曲がっていて、体重を乗せられません。
この依頼者につかまえてもらってもいいのですが、逃げる様子もないため、食べ物を与えてみます。食べた!ぐいぐい寄ってきた猫を、そのまま抱き上げてケージに押し込みました。
ケア
なでられると病院の床に寝転がって、まあまあリラックスしています。まだ若いらしいこの子は最近まで飼い猫だったのでしょうか。ケガをして帰れなくなってしまったのでしょうか。
「ゾロ」と名前をつけました。
診察台でおやつをもらってごきげん。その間に色々な検査をしています。
検査の結果、右前足は神経の病変でマヒしている上、右後足の大腿骨骨折も判明!さらに牙も折れています。
まずは折れた歯の治療、続いて骨折の手術が始まりました。
場面はかわり、すでに2カ月経過。ゾロは一時預かり施設の部屋からカメラの方へ向かって歩いてきます。これまでリハビリを重ねてきたそうです。健常な猫のスムーズさはありませんが、ゾロ、前足も後足も使って歩いています!あ、走った!
それから
実はこの預かり施設を運営する女性、結局ゾロの里親になることにしました。つまりそのまま施設が我が家に。幸運を引き寄せたのは、三重苦にもめげず人見知りしないゾロ自身の魅力ですね。
ゾロのかわいらしさに、あー(ため息)とか、おー(ため息)とか、人間メロメロ。遊ぶ姿にもキュン。ゾロ、幸せになってね!
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:Hope For Paws - Official Rescue Channel
Hope for Paws
▼▼ 公式サイトはこちら ▼▼
https://www.HopeForPaws.org
▼▼ Facebookページもあります ▼▼
https://www.facebook.com/HopeForPawsCalifornia