野生の熊から身を隠す猫…野良暮らしの危険リスクとは?

野生の熊から身を隠す猫…野良暮らしの危険リスクとは?

野生動物と人間の生活空間が重なると、双方に悲劇が起こりがち。野生動物ではない猫をきちんと人間の生活空間で守ることは、野生動物を守ることにもなるのです。

本物!庭を歩く野生のクマ。その時、猫は…

通報・発見

野生のピューマが出没する地域に捨てられた猫の保護依頼を受けた保護団体Hope for Paws。でも、食べ物を与えていた女性が気にしていたのは、ピューマよりもクマでした。

裏庭に猫用の食べ物を置いて置くと、どうやらクマがにおいにつられてやってくるようなのです。ピューマやクマが生息する土地を人間がどんどん開拓して住宅を建てたのですから、そんな望まない状況も出てきてしまいますね。

そして、猫を捨てた人、そしてその猫をかわいがる人、それぞれの行動が、野生のクマを引きつける結果になってしまいました。

猫はすき間にもぐって、クマをやり過ごしていたようです。

保護に訪れると、ラッキー!この子はとても人慣れしていました。さっそくツナをむしゃむしゃ食べています。

こんにちは、「ケイシー」。

ツナを食べるケイシーをヒョイと抱き上げて、キャリーケースに入れることができました。ケイシー、ちょっと緊張気味ですが、状況を受け止めてくれましたね。

ケア

診察台で、あんなこと、こんなことをされても落ち着いているケイシー、大物です。

その後

健康で大物感ただようケイシーは、早いうちに里親さんに引き取られました。大物なので当然、新しい家族にもすんなりなじみ、大物だけど、かわいく遊ぶケイシーです。

野性動物と家庭にいるべき猫のニアミスは、無責任な人間の行動から引き起こされることがわかります。この動画の場合、無責任なのはケイシーを捨てた人。ケイシーだけでなく、人に近づきすぎたクマをも危険にさらす結果になりました。

  • クマも登場の動画はこちら

※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
 掲載YouTubeチャンネル:Hope For Paws - Official Rescue Channel

Hope for Paws

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