骨折している猫
保護した猫は…
福岡の保護猫Café MOCAさんが保護したのは、右前足が変な方向へ曲がってしまっている猫でした。捕獲器の中は血だらけです。事故にでもあってしまったのでしょうか?
術後の悩み
不妊手術を終えた猫。折れた脚でアスファルトの上を歩いていたため、当たる部分が擦れ、グジュグジュになってしまっています。もしこのまま元いた場所へとリリースすれば、また同じことの繰り返しです。
どうしたものか悩む保護猫Café MOCAさん。ひとまずキズが治るまで保護することにしたようです。
ちゅーるは最強?
ちゅーるで仲良くなろうとしますが…猫パンチされてしまいました。それでも諦めずにトライすると、ゴニョゴニョ言いながら食べてくれたのです。折れた前足の状態を確認したいため、ちゅーるでつって上体を起こさせます。
前足は固まっているようです。病院で撮ったレントゲンでは、肩から何箇所か骨折しており、そのままくっついてしまったことがわかりました。
翌日再びちゅーるを与えると、今度はパンチなしで食べてくれたのです。少し慣れてくれたのでしょうか?
慣れない猫
消えたフッ君
骨折した猫は「フッ君」と名付けられました。慣れてくれれば猫カフェデビューができたのですが、かなりの怖がりのようです。そのため、先住猫が6匹いる保護部屋に移動となりました。
少し慣れたと思いフリーにしたら、姿が見えなくなってしまったフッ君。保護猫Café MOCAさんが探すと、キャットガーデンの室外機裏に隠れていたようです。
ご飯を残していったところ、何度も誰もいないか確認した後、食いつくフッ君でした。
少しずつ
毎日ちゅーるで仲良し作戦を実行します。まだ怖がっている様子です。他の猫とも少しずつ距離が近づいているよう。
この調子で慣れてくれれば、猫カフェデビューも遠くないかもしれません。
動けるようになってきたものの…
いじめられるフッ君
少し周りの環境に慣れ、動けるようになってきたフッ君。ですが別の問題が…。他の猫たちにいじめられるようになってしまったのです。
悩む保護猫Café MOCAさん。人に慣れれば、猫カフェデビューさせてあげられるのですが。
猫カフェデビュートレーニング
そこで保護猫Café MOCAさんは、人の手からおやつが食べられるようにとトレーニングを開始します。
指でつまんであげると上手に食べれるものの、手のひらに載せるとおやつと一緒に噛んでしまいます。まだまだトレーニングが必要です。
逃げなくなってきたフッ君
ボランティアさんがきてくれるようになったことで、人にも少しずつ慣れてきているよう。甘えた声で鳴くようになってきました。手からおやつを食べるのも、だいぶ上達したようです。
少し前なら人が近づくとサッと逃げてしまっていましたが、今では堂々としています。慣れてきたものの、相変わらず他の猫にいじめられているフッ君。
その際に逃げると前足が擦れてしまうので、出血してしまいます。早く猫カフェへとお引越しできるとよいのですが。
まとめ
大変な思いをしてきたであろうフッ君。そのまま外にいたらと考えると、保護猫Café MOCAさんに保護されて本当に幸運でした。まだ課題はあるものの、頑張っているフッ君のことです。きっと未来には優しい里親酸が迎えに来てくれるに違いありません!
フッ君は下記動画よりご覧いただけます。できればチャンネル登録を!それがフッ君のような猫への支援につながります。
- 骨折していた猫
- 少しずつ慣れる
- トレーニング
※こちらの記事は情報掲載者より許可を得て掲載しております。
掲載者名:保護猫Café MOCA
保護猫Café MOCA
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