猫たちの保護
R&G 長崎の保健所の命を救う会さんの元へ、ある依頼主さんから「顔が溶けている猫がいる」との連絡が入りました。早速現場へ向かうと、どうやらひどい疥癬のためにまるで顔が溶けているように見えている様子。
疥癬とは、ヒゼンダニという寄生虫が肌に寄生し、そこで繁殖を繰り返す病気です。ヒゼンダニが皮膚に開けた穴の中で生活をするため、その分泌物や糞で強いかゆみが起きるのです。
顔が溶けているように見える猫は、きっと顔面中にヒゼンダニが寄生しているのでしょう。どれだけかゆく、辛い思いをしていたことでしょうか。
R&G 長崎の保健所の命を救う会さんは外にいた猫たちを、全頭保護しました。
保護された子猫たち
疥癬治療中
一番疥癬のひどい子猫の治療が始まりました。目薬と軟膏をつけていきます。嫌がる子猫。
悲鳴をあげながらも、頑張っています。
猫風邪の子猫たち
同時に保護した他の子猫たちは猫風邪で目やにがひどく、こちらも治療が必要です。子猫は免疫力が弱いため、病気にかかると重症化しやすいのです。しょぼしょぼの目でこちらを見つめる子猫たち。
早く良くなって欲しいものです。
少しよくなる!
撫でて要求
治療のおかげで疥癬の子猫は、少しよくなってきたようです。甘える余裕も出てきました。R&G 長崎の保健所の命を救う会さんが近づくと、「撫でて!」と要求します。
まだまだ小さいですから、甘えたい盛りなのでしょう。早く回復して、優しい里親さんが迎えにきますように!
おとなしい子猫たち
猫風邪を引いた子猫たちは、まだ完全には治っていない様子。子猫といえば普通はちょこちょこと動き回り、プロレスごっこなども盛んですがおとなしいです。やはり猫風邪のせいで元気が出ないのかもしれません。
ミカヅキちゃん初めての譲渡会
疥癬が酷かった子猫は「ミカヅキちゃん」と名付けられました。疥癬も治り、初めての譲渡会へ出場します。緊張ぎみのミカヅキちゃん。
必死でアピールをしますが、残念ながらこの日は里親さんは現れませんでした。
里親さん決まる!
なんとミカヅキちゃんに、里親さんが決まりました!!R&G 長崎の保健所の命を救う会さんにレスキューして欲しいと依頼した、依頼主さんです。
ミカヅキちゃんの顔を見て「助けなければいけない!」思った依頼主さん。でも誰に助けてもらえば?と戸惑っていらっしゃいました。ご友人に相談したところ、R&G 長崎の保健所の命を救う会さんの情報を教えてもらい、レスキューに至ったのです。
すっかり顔がキレイになったミカヅキちゃん。イケにゃんになりました!人気が出始めていたミカヅキちゃんでしたが、どうしても依頼主さんが飼いたいと思い、里親になることを決意されたそうです。
まとめ
さまざまなご縁が重なり、救出された猫たち。特にミカヅキちゃんは疥癬の症状がひどかったため、そのままだったらずっと強いかゆみに苦しまなければいけないところでした。そして里親さんが見つかることもなかったのです。
ミカヅキちゃんたちが幸せになっていく様子は、下記の動画よりご覧いただけます。できればチャンネル登録を!それが助けを必要としている猫たちへの支援につながります。
- 保護の様子
- 疥癬がひどくなってしまった子猫の治療
- 甘えん坊
- 初めての譲渡会
- 里親さん
※こちらの記事は情報掲載者より許可を得て掲載しております。
掲載者名:R&G 長崎の保健所の命を救う会
R&G 長崎の保健所の命を救う会
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