猫風邪で目も鼻も汚れた子猫…保護され回復した美姿に感動!

猫風邪で目も鼻も汚れた子猫…保護され回復した美姿に感動!

その子猫はひとりぼっちで外をさまよっていました。風邪を引いて鼻水で顔は汚れ、目はひどい炎症。そこから保護されて、驚きのビフォーアフター!長毛のゴージャスな美猫に大変身です♪

️風邪でボロボロの子猫の保護ストーリー

ひとりぼっちの病気の子猫

2019年11月21日、まだ小さな子猫が路地をさまよっていました。お腹が空いてひとりぼっち…寒くてくしゃみをした子猫は、そのうち鼻が詰まり、頭がぼーっとしてきました。涙がポロポロこぼれて目は腫れあがり、前がよく見えません。とうとう子猫は動けなくなってしまいました。

そんな弱り切った子猫を、すくい上げる手がありました。タオルで包んでケージに入れられた子猫は、NPOくすのきさんに保護されました。

くすのきさんに病院へ送られた子猫は「ひどい風邪」と言われました。涙も鼻水も風邪のせいです。くすのきのお姉さんは目薬をさして、ガビガビに固まった鼻水はぬるま湯で拭いてくれました。鼻が効かないため食べ物がわからなくなっていたので流動食と、ついでにお薬も飲まされて、風邪の治療が始まりました。

保護猫シェルターでの生活は

はじめの頃、子猫は匂いのない食事がニガテでした。それでも口に入れられると味や匂いが少しわかって、自分で食べ始めます。一歩ずつ、子猫は元気を取り戻していきました。

保護されてから12日目の12月2日、体調が安定した子猫は、初めてシャンプーされピカピカになりました。くすのきのお部屋はいつも暖かくて、子猫はすぐに眠くなります。毎日なかよしの子猫と猫団子になって、ぐっすりお昼寝をします。寒いお外で辛かった時間は悪い夢のようです。

「飼い猫」になりませんか?

くすのきのお姉さんは、子猫に「飼い猫になろう」と言いました。路上生活をしていた子猫は、迷い込んだ先で「飼い猫」を見たことがあります。夜でも明るい部屋の中、やわらかなベッドに寝ている猫でした。大きな人間がいて、猫を撫でたり一緒に遊ぶ様子を、子猫はカーテンのすき間から不思議な気持ちで見ました。

「なんでだろう?」子猫は冷たいアスファルトの上にひとりぼっちでした。お腹がペコペコで人間に近寄ると「病気の猫」「汚い」と追い払われます。

「どうしてこんなに違うんだろう?」ポタリとハナミズが垂れました。人間が飼い猫の名前を呼びます。とても優しい声です。子猫には呼ばれる名前がありません。ポタリポタリ、ハナミズはつぎつぎと足元に落ちるばかりでした。

誰かの特別になるしあわせ

くすのきの猫カフェで、子猫は「ステファン」という名前をもらいました。まだ少し鼻水が出ますが、目は元通り見えるようになりました。見違えるほどキレイになったステファンは、仲間の猫たちと遊び、ふかふかのベッドで眠ります。まるであの日見た飼い猫のようです。

それでもステファンは飼い猫になります。そのためには苦手な車に乗って、遠くまでお見合いにも行きます。トイレと爪とぎの場所だって覚えました♪人間と家族になって、ずーっと一緒に暮らす…それは誰かの特別になること。ステファンを生涯「特別」にしてくれる、ずーっと「特別」でいてくれる家族を、探しています。

くすのきの猫ちゃんがカレンダーになりました♪

2022年の『保護ねこカレンダー』が出来ました!ご紹介したNPOくすのきさんの猫ちゃんたちも載っています。ご購入1冊につき10円が「公益社団法人日本動物福祉協会」に寄附されます♪

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※こちらの記事は情報掲載元の団体より許可を得て掲載しております。
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