交通事故で大怪我を負った猫…病院で言い渡された厳しい診断とは?

交通事故で大怪我を負った猫…病院で言い渡された厳しい診断とは?

北海道のNPO法人猫と人を繋ぐツキネコ北海道さんが保護したのは、交通事故にあったと思われるサビ猫ちゃんでした。病院でわかったことは、3カ所も骨盤を骨折していて、食欲もなく、自力での排泄ができるかどうか……という事実。外での暮らしを余儀なくされた猫の過酷な暮らしがかいま見えるお話です。

交通事故にあったサビ猫

交通事故にあったと思われるサビ猫ちゃんを、北海道のNPO法人猫と人を繋ぐツキネコ北海道さんが保護しました。動物病院で診察してもらうと、骨盤が骨折していることがわかったのです。入院が必要となりました。

24時間点滴をしなければいけないほど、状態が悪かったようです。

悲しい診断結果

なんとサビ猫ちゃんは、3カ所も骨盤を骨折してしまっていました。神経も切れている可能性が高いため、手術をしても立つことはできないだろうとのこと。とても痛ましい診断結果となりました……。

自分でご飯を食べない上に、排泄もできるかわかりません。半身不随になる可能性があるようです。

ミステリアス女子。きたひろこさん

その後、サビ猫ちゃんは、少しずつ元気になり、自力で排泄ができるようになりました。どうやら、人がいないときにひっそりと活動しているようで、ツキネコ北海道さんの間では「ミステリアス女子」と呼ばれていたそう。

名前は、出身地の北広島市にちなんで、「きたひろこさん」になりました。

少しずつ回復

その後、きたひろこさんは、歩行をしたり、座ったりすることができるようになりました。一時は、手術をしても立てないだろうと言われていましたが、ジャンプまでできるように。

白猫のステレオくんと仲良くなり、新しい環境にもちょっとずつ慣れてきているようです。

まとめ

猫は、身動きが素早いイメージがありますが、車と直面すると恐怖で動きが止まってしまうという生態があることも知られています。

本来は、屋内で安心して暮らすことができていたはずが、突然、外での暮らしを強いられることも、また一瞬の注意不足で小さな命を奪ってしまうことも、どちらも避けることができるのは猫ではなく、人間なのではないでしょうか。

きたひろこさんのように、重傷を負ってしまう猫を増やさないためにも、猫を飼育する際は“万が一のこと”を想定して迎え入れる覚悟が必要なことが、動画から強く伝わってきます。

下記の動画で、美しいサビ猫のきたひろこさんと会うことができます。できればチャンネル登録を。それが、きたひろこさんのように助けが必要な猫たちへの支援につながります。

※こちらの記事は情報掲載者より許可を得て掲載しております。
 掲載者名:NPO法人猫と人を繋ぐツキネコ北海道

NPO法人猫と人を繋ぐツキネコ北海道

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