くさった布団の下には…
現場は北海道江別の多頭飼育崩壊の家。ゴミ屋敷と化した部屋の中には、猫たちの糞尿で腐った布団が放置されていました。北海道のNPO法人猫と人を繋ぐツキネコ北海道さんが布団をどかすと、その下には母猫と子猫たちが…。
親子共々、ツキネコ北海道さんに保護されたのです。きっと生きた心地のしない日々を過ごしていたことでしょう。命の危機を脱することができました。
おこたちゃんに起きたこと
子猫たちの母猫は「おこたちゃん」と名付けられました。猫は環境の変化に敏感な生き物です。保護されたものの、住む場所が変わってしまったおこたちゃんは、子猫たちを育てることができなくなってしまいました。
おこたちゃんを責めることはできません。幸いにも子猫たちは、ツキネコ北海道さんの元にいた乳母に育てられることになりました。
レスキューから4ヶ月後
おこたちゃんは子育てだけでなく、ストレスからご飯も食べられなくなってしまいました。心身ともに衰弱してしまったおこたちゃん。一時期はカテーテルで給餌して何とか命を繋ぐ状況に陥りました。
ツキネコ北海道さんの元へ来る前に飼い主さんはいたものの、多頭飼育崩壊していたため人慣れはしていないようです。レスキューから4ヶ月経ってからも、まだまだ、人間に対する緊張感を抱いている様子です。
不安に包まれて過ごしてきた日々に比例するように、本当の意味での元気を取り戻すには時間がかかるのかもしれません。
さらにその後
さらに時間が経ち、おこたちゃんはブラッシングさせてくれるまでになりました!長毛種のため、被毛のお手入れを怠ると毛玉になってしまいます。
いつ気分が変わって猫パンチが飛んでくるかわかりませんが、ベテランのボランティアさんが丁寧にブラッシングをしてくれたので、ずいぶんと美しい毛並みに戻りました。
まとめ
まん丸のお目目と真っ白な被毛が美しいおこたちゃん。ツヤツヤ、ピカピカになった愛らしい姿からは、もうゴミ屋敷で汚れにまみれて耐えていたあの時の姿など想像がつきません。
少なくない保護猫たちが、おこたちゃんのようにもともとは過酷な環境で暮らすことを余儀なくされていたという事実を忘れてはいけないでしょう。猫は本来、綺麗好きな生き物です。他からの影響なくして、汚れ切ったまま生きることなどありえないのです。
猫を迎えたいと思ったら、飼い主として猫のために衣食住をはじめ、医療、預かり先、費用の準備、また不妊・去勢手術の必要性について学び行うことについて責任をもって実行しなくてはなりません。
それが、小さな命を迎え入れる人の責任といえるでしょう。
おこたちゃんがツキネコ北海道さんの元へ来た経緯は、下記動画でご確認いただけます。できればチャンネル登録を!それがおこたちゃんのような猫を助けることにつながります。
- おこたちゃんに起きたこと
- その後の様子は?
※こちらの記事は情報掲載者より許可を得て掲載しております。
掲載者名:NPO法人猫と人を繋ぐツキネコ北海道
NPO法人猫と人を繋ぐツキネコ北海道
▼▼ 公式サイトはこちら ▼▼
https://tsukineko.net/
▼▼ 公式YouTubeチャンネルはこちら ▼▼
https://www.youtube.com/channel/UCOLB8PBIN1QZb2tZmdsFXAA
▼▼ 公式Twitterはこちら ▼▼
https://twitter.com/tsukinekocafe
▼▼ 公式Facebookはこちら ▼▼
https://www.facebook.com/tsukinekohokkaido/
▼▼ 公式Instagramはこちら ▼▼
https://www.instagram.com/tsukineko_cafe/