穏やかに見える家で猫の飼育放棄が…7匹の高齢猫たちの運命は?

穏やかに見える家で猫の飼育放棄が…7匹の高齢猫たちの運命は?

北海道のNPO法人 猫と人を繋ぐツキネコ北海道さんが向かったのは、一見何の問題もなさそうな普通のお宅でした。ですがそこでは、7匹もの高齢猫が飼育放棄されていたのです。なぜそのようなことに?猫たちはどうなってしまうのでしょうか?

問題だらけの家

一見普通に見えるはずの家。特別問題があるようには見えません。でも北海道のNPO法人 猫と人を繋ぐツキネコ北海道さんが現場に入ると、数々の問題が渦巻いていることがわかりました。

家の中には高齢猫が7匹。そのどれもが飼育放棄されてしまっていたのです。飼い主さんはさまざまな問題を抱え、猫のお世話ができなくなってしまいました。

長期間、地元ボランティアのあかつきニャンコさんが関わっていましたが、それでも難しい案件のようです。飼い主さん担当のヘルパーさんや民生委員の方、そしてツキネコ北海道さんもあかつきニャンコさんと力を合わせ、解決へと導きます。

行政との連携

ツキネコ北海道さんは石狩振興局に相談を持ちかけました。千歳保健所での受け入れをしてもらえるとのことです。

保健所に入れたら殺処分されてしまうのでは?と思いますが、引き出すこと前提なら心強い味方になります。本当は保健所の職員さんだって、殺処分などはしたくないのです。

最近は里親探しに力を入れている行政が増えているそう。殺処分0の社会を目指したいですね。

ギリギリの現状

困っている猫たちを全頭助けたいと思うのは、当然のことでしょう。ですが、現実的に不可能な場合があります。ツキネコ北海道さんも本当はできるなら全頭保護したいと思うものの、パンクしてしまったら大変です。

そう考えるとバランスをとりつつ行うしかありません。ツキネコ北海道さんはじめどこの保護団体さんもいっぱいいっぱいなのですが、それでも猫たちのために毎日奔走されています。

どうもんさんの様子

ツキネコ北海道さんに保護された猫に「どうもんさん」という猫がいます。少しコワモテな愛くるしいおばあニャンです。その外見とは裏腹に、とっても甘えん坊でナデナデ好き。

これまで甘えられなかったぶん、たくさん甘えたいのかもしれません。基本はケージ暮らしですが、それでもリラックスして過ごしているとか。きっと優しい里親さんとの赤い糸がつながることでしょう。

モラップさんの様子

モラップさんは保護されてから体調を崩してしまいました。というのも、高齢猫は環境が変わると対応しきれなくなってしまうからです。モラップさんはご飯が食べれなくなってしまいました。

そこで、チューブから直接栄養を送る処置を受けたのです。でも1ヶ月半後には自力で食べられるまでに回復しました。

モラップさんは「永年預かり」へと出発!永年預かりとは、猫をお宅で預かってもらい、万が一飼い主さんが飼えなくなったらツキネコ北海道さんが引き取るシステムのことです。温かい愛に包まれ、幸せに暮らしています。

まとめ

普通に見えるお宅にも、実はさまざまな問題が潜んでいる場合があります。ツキネコ北海道さんが関わることで、幸せな方向へと向かう猫たち。どうかたくさんの猫に、里親さんとの赤い糸がつながりますように。

どうもんさんとモラップさんの様子は下記動画よりご覧いただけます。できればチャンネル登録ください。それが猫たちへの支援となります。

  • どうもんさん

  • モラップさん

※こちらの記事は情報掲載者より許可を得て掲載しております。
 掲載者名:NPO法人猫と人を繋ぐツキネコ北海道

NPO法人猫と人を繋ぐツキネコ北海道

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