捨てられてしまった子猫
福井の譲渡型保護猫カフェ しあわせにゃん家さんは、目も鼻もグジュグジュの子猫を保護しました。段ボール箱に入れて捨てられていたのだとか。こんな状態の子猫、しかもまだ1匹では生きていけないのに捨てるなんて、殺すのと一緒だとしあわせにゃん家さんは言います。
哺乳瓶でミルクを飲ませようとしますが、なかなか飲みません。そこでシリンジに変更です。するとちょっとずつではありますが、口にしてくれました。
だいぶ弱っているようです。母猫から離れて、どのくらい経っているのでしょうか?子猫は数時間おきにミルクを飲まないと命が危うくなってくるのです。
ずっと鳴いていたと保護主さんが言っていたそうで、きっと必死で母猫を呼んでいたのでしょう。その気持ちを思うと切なくなります。どれだけ心細かったでしょうか。
子猫の状態
子猫の目は大量の目やにのためにふさがってしまっています。洗浄液で拭くもなかなかとれません。これでは目薬がさせないため、困るしあわせにゃん家さん。
優しく何度も拭き取り、ようやく目が開きました!子猫の体は汚れていて真っ黒です。シャンプーしたいところですが、風邪をひいているときは危険なのでできません。
弱々しいながらも頑張る子猫
子猫はすぐに体調が変わってしまいます。弱々しい様子のため、どうなることやら…。ですが頑張って哺乳瓶でミルクを飲めるようになりました!
きっと「生きたい!」と思っているのでしょう。ミルクが飲めれば生きられる可能性はあります。
下痢が続き病院を受診しました。治療のおかげで下痢が治り、体重が増えたのです。このまま元気になってくれれば、子猫の命はつながれていくでしょう。
しあわせにゃん家さんの想い
子猫は、保護主さんがその鳴き声を聞き逃さずにいてくれたため、助かりました。もしあと1日発見が遅ければ、命を落としていたでしょう。
まだ自力で生きていけない状態なのに捨てられる子猫はきっと、たくさんいます。その中でこの子猫のように助かるのはほんの一部でしょう。
全ての捨てられた猫を助けることは残念ながらできないけれど、せめてご縁のあった猫だけは何があっても助けたい!里親さんを見つけて幸せにしてあげたい。というのがしあわせにゃん家さんの切なる想いです。
愛情をたっぷり受けて
しあわせにゃん家さんの手厚いケアを受け、子猫はぱっちりと目が開いてきました。離乳食トレーニングもスタートします!遊べるようにもなってきました。
少し安心です。キャリーケースを開けて出てくるように促すも、まだ怖い様子の子猫。かわいい声で鳴きながら、どうしようか迷っています。
まだよちよち歩きの子猫ですが、しあわせにゃん家さんの愛情をたっぷり受け、順調に回復、成長しているようです。
愛すべき光景
子猫は自分で寝場所をキャリーケースの中、と決めているようで、開けておくと自ら中に入って寝ます。かわいいですね!辺りを散策するようにもなってきました。
お友達を見つけて一緒に遊ぶ子猫。ほほえましい光景が繰り広げられ、幸せな気持ちにさせてもらえます!
まとめ
しあわせにゃん家さんのお世話を受け、目と鼻がグジュグジュだった子猫はかなり回復しました。これはすごいことです。優しい保護主さんに見つけられたことが、子猫の生死を分けたのでしょう。
子猫が回復していく様子は下記動画よりご覧いただけます。できればチャンネル登録を!それが命が危ぶまれる猫たちへの支援につながります。
- ひどい猫風邪
- 愛情に包まれた子猫
- ただただかわいい!
※こちらの記事は情報掲載者より許可を得て掲載しております。
掲載者名:譲渡型保護猫カフェ しあわせにゃん家
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