多頭飼育になった経緯
北海道のNPO法人猫と人を繋ぐツキネコ北海道さんに相談してきたのは、飼い主さんの姪御さん。飼い主さんの生活が猫によって侵され始めてきたため、心配になり相談をもちかけたのです。
最初は野良猫にご飯を与えていたそう。それが繁殖をして、2〜3年たらずで20匹近くになってしまったとのことです。幸いにもメス猫が少なかったため、この程度の数で済みました。
猫たちの様子
飼い主さんは猫たちをとても可愛がっていますが、昔ながらの飼い方で病気をしても病院には連れていかないようです。ご飯はきちんと与えていらしたものの、トイレが大きめとはいえ1つしかありません。
もしご高齢の飼い主さんに何かがあった場合、猫たちはどうなってしまうのかと心配になった姪御さん。
2匹の子猫は猫風邪にかかっていて辛そうなため、ツキネコ北海道さんが保護します。他にも妊娠中の猫がいたため、そちらも保護。
出産
妊娠中の猫はアッコちゃんと名付けられ、ベテランボランティアさんの元へ。そして無事に出産したのです!
猫たちの保護
猫たちは不妊手術を受けるため、ツキネコ北海道さんたちによって保護されます。逃げ惑う猫もいて、思った以上の時間が。悲しいかな、ここ1ヶ月ほどで3匹の猫が亡くなっていたようです。
ご高齢の飼い主さんに、猫を病院に連れていく、という考えはないそう。飼い主さんの年代では、それが普通だったのかもしれません。
時間はかかったものの全頭保護を終え、不妊手術の専門医のもとへ向かいます。猫を飼った当初からこうしておけば、いたずらに増えなくて済んだのでしょう。飼い主さんも大変な思いをすることなく、数匹の猫だけを可愛がって暮らしていけたはずです。
猫たちの健康状態は、とても良いとはいえませんでした。ほぼ全頭に耳ダニが。猫風邪を引いている個体も多く、子宮が癒着してしまっていた猫もいたとか。
手術を終えた猫たちは
不妊手術を終えた猫たちは、ケアが必要な一部をツキネコ北海道さんが連れて帰ります。昔の漫画キャラの名前をつけてもらった猫たち、里親さんとの縁組みができる状態の子は、早々にトライアルへ!さらなる幸せを目指し、旅立って行きます。
まとめ
今回は飼い主さんの姪御さんが積極的に動かれたため、多頭飼育ではあったものの「崩壊」とまではならずに済みました。ですがもし放置しておいたら、危ないところだったでしょう。猫たちを不幸のどん底に突き落とさないためにも、不妊手術を行って生殖制限をすることが必要だと、ツキネコ北海道さんは繰り返し訴えます。
猫たちの保護の様子は、下記動画よりご覧いただけます。できればチャンネル登録ください。それが助けを必要としている猫たちへの支援につながります。
- 人慣れした猫たち
- 保護の様子
※こちらの記事は情報掲載者より許可を得て掲載しております。
掲載者名:NPO法人猫と人を繋ぐツキネコ北海道
NPO法人猫と人を繋ぐツキネコ北海道
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