拾われた命
それは2020年4月11日のこと。段ボールに入れられ6匹の子猫たちが捨てられていたのです。翌日、ご縁があって北海道のNPO法人猫と人を繋ぐツキネコ北海道さんの元へやってきました。動物の遺棄は犯罪のため、本来ならあってはならないことです。
子猫たちは預かりボランティアさんに預けられました。鳴き声がかわいいです!ただただかわいい子猫たち…。
幸せ第1号ネリーちゃん
現状
ツキネコ北海道さんのところには、道南にあるせたな町で「ツキネコせたな支部」として活動していらっしゃるご夫婦がいます。お仕事をしながらの活動です。今回のように動物の遺棄に心を痛め、啓蒙活動も熱心に行っていらっしゃいます。
ですが残念ながらご夫婦のいらっしゃるせたな地区では、子猫の遺棄が絶えないのです。しかも初乳ももらえず生まれてすぐに捨てられてしまうよう。これでは子猫たちに「生きるな」といっているようなものです。
運よく発見できたとしても、体力のない子猫が必ず生き延びられるとは限りません。遺棄から時間が経てば経つほど、生存の可能性は減っていきます。それでも強く生き残る子猫がいるのは希望です。
ネリーちゃん
ツキネコ北海道さんが保護した6匹の子猫たちは運よく発見が早く、スムーズに預かりボランティアさんに繋がったため、助かりました。でもこんな幸運な例は一握りという悲しい現実があります。
6匹のうちの1匹、ネリーちゃんは、一番最初に里親さんが決まりました。ですがトライアルが始まって1週間後に風邪をひき、先住猫にうつしてしまったのです。環境が変わると体調を崩してしまうことはよくあります。
残念ながらネリーちゃんは、ツキネコ北海道さんの元へ戻ってきました。
その後、ずっとネリーちゃんのことを気にしてくださっていた里親さん。先住猫が回復したこともあり、再びトライアル、そしてついに!ネリーちゃんを里子として迎えてくださったのです。
これでネリーちゃんの一生の幸せが確定となりました!!
まとめ
猫を遺棄することは、虐待することと同様に法に触れる行為です。みだりに遺棄したことが発覚すれば、1年以下の懲役または100万円以下の罰金に処せられます。
猫を飼ったら必ず、不妊・去勢手術を行いましょう。それが、小さな命を捨てなければならない事態を回避する確実な方法なのです。
子猫たちの様子や猫を取り巻く環境の現実は、下記動画よりご覧いただけます。できればチャンネル登録を!それが猫たちへの支援に繋がります。
- 保護当初の様子
- ネリーちゃん
※こちらの記事は情報掲載者より許可を得て掲載しております。
掲載者名:NPO法人猫と人を繋ぐツキネコ北海道
NPO法人猫と人を繋ぐツキネコ北海道
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