1匹の猫が手に負えない数に…官民協働の保護活動をレポート!

1匹の猫が手に負えない数に…官民協働の保護活動をレポート!

北海道苫前町で起きた多頭飼育崩壊。猫たちはよくある劣悪な環境で暮らしていたわけではありませんが、それでも状態は決してよくないようです。北海道のNPO法人 猫と人を繋ぐツキネコ北海道さんと飼い主さん、そして行政が協力し解決に導きます。

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現場の様子

北海道のNPO法人 猫と人を繋ぐツキネコ北海道さんが向かうのは、札幌から車で3時間、片道140kmの場所、苫前町でした。都市部とはまた違った問題が地方にはある、とツキネコ北海道さん。今回の多頭飼育崩壊には、どんな問題があったのでしょうか?

相談者は飼い主さんの姪の方。ツキネコ北海道さんが町役場などの行政に相談するよう勧めたところ、動いてくれました。そして官民協働の案件として、取り組むことになったのです。

現場となったお宅の中には数匹の猫がいましたが、特にこれと言って問題はなさそうです。ですが外に出ると、状況は一転します。あちこちにいる猫たち。

敷地内の納屋はトイレとなっているようで木材が腐り、今にも崩れそうです。数を把握するのはかなり難しそうですが…。周辺に家がないため苦情が出ることもなく、広い敷地内には屋根付きの納屋があるため、猫たちには住みやすい環境だったようです。

始まりはたった1匹の猫

ことの発端は、たった1匹の猫でした。通ってくる猫にご飯をあげていたところ、そのままいついたそうです。ご飯がもらえるとなって、どこかから野良猫たちが集まってきました。

それを知った誰かが猫を捨てていったこともあり、あとは繁殖の嵐。気がついたときには手が負えないほど猫が増えていたのです。

猫は1対のオスとメスがいれば爆発的に増えていきます。それが何対もいたとなれば、そのスピードはすさまじいものだったでしょう。

FIVとは

伸び伸びと暮らしているように見えるものの猫たちの状態は、決して良いとはいえません。猫風邪を引いていたり、よだれを垂らしていたりする猫が多いため、FIV(猫エイズ)が蔓延しているようです。

FIVウイルスのキャリアであっても、元気で長生きする猫はたくさんいます。ただし、免疫力が低下している状態では病気は治りにくくなる、とツキネコ北海道さん。

問題点

多頭飼育崩壊に至る主な原因は、初期の頃に不妊・去勢手術をしなかったことです。もししっかりと行っていればここまで猫の数は増えなかったでしょう。

「手術はかわいそう」と思う人はまだまだいっぱいいます。ですが、繁殖を繰り返した末に手に負えないほど数が増え、里親を探すこともままならず、かわいがろうとして迎えた猫が外で飢えや病気、その他さまざまな危険に見舞われてしまうことのほうがかわいそうです。

まとめ

飼い主さんや行政の協力があり、今回の件は早期に動き出せそうとのこと。猫の不妊・去勢手術を行い、生殖制限をするのは人間の役目である、とツキネコ北海道さん。多頭飼育崩壊の責任は、猫ではなく人にあるのです。

不幸な猫を増やさないためにも、猫を迎える前に、飼育に必要な知識や費用、万が一の際の預け先などを調べ備えておくことは飼い主になる人全てに課された責任といえるでしょう。

活動の様子は下記の動画よりご確認いただけます。できればチャンネル登録を!それが助けを必要としている猫たちへの支援につながります。

※こちらの記事は情報掲載者より許可を得て掲載しております。
 掲載者名:NPO法人猫と人を繋ぐツキネコ北海道

NPO法人猫と人を繋ぐツキネコ北海道

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