壁の中から子猫の鳴き声…難航する救出活動の行方は?

壁の中から子猫の鳴き声…難航する救出活動の行方は?

部屋の壁の中から子猫の声が聞こえました。壁に穴を開けて子猫2匹を保護しましたが、母猫の姿はありませんでした。

鳴き声が途絶えて

通報・発見

「家の壁の中から子猫の声が…」と助けを求める連絡にこたえて、ロスアンジェルスの保護団体Hope for Paws が夜の救出活動を開始します。

鳴き声が聞こえ始めてから丸1日が経過したそうです。そして、もう8時間ほどは声が途絶えているとのこと。心配です。まずは廊下の壁に穴を開け、小型カメラで内部を捜索。古い新聞紙が散乱している様子です。中には90年前の新聞も!

そしてついに子猫の姿をとらえました!モゾモゾ動いていなかったら、見落としたかもしれません。

保護

居間の壁にも穴を開ける許可をもらい、手をつっこんで子猫たちをつかみ出します。女性がひじの上まで腕を穴の中にのばして、つかまえました!子猫は小さく「ミャオウ」と声を上げます。それから立て続けに鳴き始めました。生きる力がある!

そして2匹目も!これで全部です。ちょうど目が開いてすぐの時期の子猫たちでした。

いったいどこから、どうやって、壁の中に…。もちろん母猫がここで産んだか、運び入れたのでしょう。あるいは天井裏から落ちた?すき間と言うすき間を見つけてふさがなければいけませんね。

ところで、母猫の姿は全くありません。もしかしたら、どこかで命を落としてしまったとか…。後日に現れたという知らせもありませんでした。

ケア

救出作業は夜中過ぎに完了。職員のジョアンが自宅に連れ帰りました。彼女の飼い犬も子猫たちに興味津々。

白地にサバのよく鳴く子を「ダグウッド」、おとなしい白い子を「ブロンディ」と名づけ、排泄、授乳、洗浄と世話をします。

チュッチュチュッチュ、音がしますよ!

人が子猫に授乳する正しい姿勢は、この通りです。時々、子猫をあおむけに手に持ったり腕に抱くなどして授乳する様子がありますが、考えて見れば、母猫の乳房にすがりつくとき、子猫はうつぶせの状態ですよね。

あおむけだと、むせるなどの可能性もあります。子猫に授乳する機会がありましたら、おなかを下にした状態でしてあげましょう。

それから

子猫たちは一時預かり施設で元気に暮らします。1日も早く子猫たちと里親さんのご縁が結ばれますように!

※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
 掲載YouTubeチャンネル:Hope For Paws - Official Rescue Channel

Hope for Paws

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