危険な排水溝から子猫の鳴き声…困難を極める救出活動の行方は?

危険な排水溝から子猫の鳴き声…困難を極める救出活動の行方は?

クリスマス間近の子猫の保護。保護団体の手に負えない場所にもぐり込んでしまった子猫のレスキュー協力に現れたのは、下水管の清掃業者でした。清掃業者と保護団体の絶妙な作戦が成功します。

これは困った

発見できず…

道路の排水溝に子猫を見かけた人が、保護団体Hope for Paws(ホープ・フォー・ポーズ)に保護依頼を出しました。かけつけると、それがとても難しいレスキューになることがわかりました。

この狭いすき間にいたと言うのです!そしてその奥のパイプへともぐり込んでしまった様子。猫の習性ですね…。

子猫の保護によく使う手を試します。スマホで子猫の鳴き声を流すのです。子猫は声に反応して近づいてきたり、みずから甲高く鳴き始めたりします。でも、出てこない…。

協力

と、その時!下水管の清掃業者が協力を申し出てくれました!どうやら彼らも先刻、子猫を見かけたらしいのです。みんな子猫を助けたい一心ですね~。

どうするかと言うと、水を流し込んで、子猫が逃げて出てくるようにする作戦です。ちょっと危険もともないそうですが、業者の人たちは、注意深く、少しずつ水を注入します。

とび出してくるなら、絶対ここ。という位置に保護団体スタッフがスタンバイ。すき間なくプラスチックフェンスで囲み、子猫にかぶせる網を構えて待機します。ドキドキです。

出た~!右側に灰色の子!

ああ!女性は大急ぎで網をかぶせたんですが、子猫は網の下からするっと出てしまった…のか?つかまった??

保護団体リーダーが興奮して叫びます。「つかまえたよ!やったぞー!!」

子猫はめちゃくちゃ暴れます!もがきます!画像もブレブレですが、網の下に灰色のものをつかんでいるのがわかりますね。笑

人の手を爪から守るため、そして子猫を落ち着かせるため、上から毛布をかぶせました。ここから、子猫をキャリーケースの中に移すまで、緊張の連続でした。

この子です。おお、いい面構えだ。大活躍だった清掃業者が名前を「ベートーヴェン」とつけてくれました。クラシック音楽ファンなのでしょうね。

リーダー:「YouTubeに動画をあげるから見てくださいね!あなたヒーローですよ。」

清掃業者:「娘が喜ぶよ~。」

動物病院へ出発する車中でも、リーダーとスタッフはまだ興奮冷めやらずという感じです。クリスマス直前ということもあり、清掃業者の姿で現れたサンタクロースに大きなプレゼントをもらったように感じたのかもしれませんね。

ケア

あれだけ暴れたベートーヴェンも、病院のスタッフの手にかかると大人しく、爪も出しません。いい子ちゃん~。

それから

ベートーヴェンは健康そのものだったみたいですよ。この子は長毛で大きく育ちそう!一時預かり施設に移って、里親さんとの幸せな出会いを待つことになりました。

気が強くかわいいベートーヴェンに、その後きっと「家族」という大きなプレゼントが舞い込んだことでしょう。

クリスマスの雰囲気たっぷりな動画をどうぞ。

※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
 掲載YouTubeチャンネル:Hope For Paws - Official Rescue Channel

Hope for Paws

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