地域猫ではあったものの
地域猫とは、不妊手術をした上で外で暮らし、地域でご飯やトイレ、医療などのお世話をしてく猫のことです。だいじ君は地域猫ではあったものの手術はしておらず、顔のケガもそのままにされてしまっていたそう。元は飼い猫だったのですが、飼い主さんが引っ越した際に置いていかれたのだとか。
今回埼玉のNPO法人 にゃいるどはーとさんが保護することとなりました。にゃいるどはーとのメンバーの方が、見るにみかねて手を差し伸べたのです。明日早速、病院を受診する予定です。
食欲旺盛!
ご飯が置かれていたものの、口にはしていません。にゃいるどはーとさんが手に乗せて与えると、食べました!食欲旺盛です。
お腹が空いていたのでしょう。それに、人恋しかったのかもしれません。
ウェットフードを完食です。お代わりをあげようとすると、シャーするだいじ君。でもまたバクバクと勢いよく食べ始めました。
だいじ君病院へ
次の日、だいじ君は動物病院へ向かいました。診断は「扁平上皮がん」。悲しい結果でした。
扁平上皮がんとは、皮膚や粘膜などの細胞ががん化したものです。耳や顔まわりなどによく見られます。白猫や色の薄い猫がかかりやすく、原因ははっきりとはわかっていませんが、紫外線ではないかといわれています。
外科手術で完治する可能性はありますが、がんのできる部位や大きさ、深さによっては難しい場合も。
患部ケア
患部に包帯を巻いていただいじ君。くっついてしまい取るのがとても痛そうです。膿んでしまっているのため、毎日キレイにしてあげなければいけません。
精製水を使い、包帯をふやかしてはがしていきます。暴れもせずがんばるだいじ君。エライです!
新しい包帯を巻いてもらいます。だいじ君は熱があるようで、もしかしたらだるさがあるのかもしれません。
まとめ
ご飯はもらえていたようですが、それ以外のケアはほぼしてもらっていなかっただいじ君。残念ながらがんという病気におかされてしまいました。元は飼い猫だったといいますから、外の暮らしは精神的にも相当キツかったでしょう。
猫は「家につく」という話がありますがそれを真に受けず、引っ越しの際はぜひ愛猫も一緒に連れて行ってあげてください。誰もだいじ君のようにボロボロになった姿は見たくないはずです。
だいじ君保護の様子は、下記動画よりご覧いただけます。できればチャンネル登録を!それがだいじ君のような猫への助けにつながります。
- 保護当初の様子
- 受診の様子
- 患部ケア
※こちらの記事は情報掲載者より許可を得て掲載しております。
掲載者名:NPO法人 にゃいるどはーと
NPO法人にゃいるどはーと
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