️首に大ケガをした猫!治療で劇的ビフォー&アフター
ケガをして逃げ回る猫
2020年、「首にひどいケガをした猫がいる」と通報があり、熱海のNPOくすのきさんは保護に向かいました。けれどもすれ違いばかりで、なかなかお目当てのニャンコには会えません。
その後もご近所さん、商店街の方、熱海に来た観光客までが、このニャンコの通報をくれました。よほどケガの状態が目立つのでしょう。ノラ猫生活では傷の衛生面も心配です。
ついに猫を保護!ひどいケガに驚き!
そんな状態が半年ちかく続き、2020年6月29日、やっとのことでケガ猫を保護できました。
首のうしろから背中にかけて、かなり深刻な状態です。もう見るからに「痛そう」!一体どうしてこんなケガをしたのでしょう?こんな時「猫が喋れたら」と思わずにいられません。
猫さんはケガをかかえての生活がよほど辛かったのか、大人しく病院で治療を受けてくれました。その様子を見たくすのきのスタッフさんは、「治療してね」とニャンコに言われた気がしたそうです。大変なケガでしたが「治療しよう」と心を決められました。
オッドアイのガリバーくん
大ケガ猫は「ガリバー」くんという名前をもらって、安全なシェルターに保護されました。白い長毛と「オッドアイ」と呼ばれる左右で色の違う目をしています。
オッドアイは白猫に多く、片目が青色、もう片方は黄色や緑色などバリエーションがあるそうです。ガリバーくんは左目が青色、右目が黄色です。
ケガがよくなって滋養をとれば、キレイな瞳がもっとキラキラ輝くことでしょう。白い長毛もシャンプーで見違えるような美猫になりそうです♪そのためには、まずは治療ですね。
治療の日々を乗り越えて
シェルターでは1日に何度も傷の周りを拭いて消毒し、薬を塗ります。毎日毎日、スタッフさんは繰り返し続けました。獣医さんから「治療は年単位」と言われてもメゲません。ガリバーくんは消毒だけでも痛かったでしょうに、よくがんばりました。
そして保護から3ヶ月と少し、2020年10月9日の様子がこちらです。
あの痛々しかった大きな傷が、小さくなっています!「年単位」と言われたものを、3ヶ月でこれほど治癒とは立派です。ここまで来れば完治も近い♪本人(本猫)も体が楽に違いありません。よかった…本当によかったね、ガリバーくん!
王者の風格♡ガリバーくん
2021年4月20日、NPOくすのきさんが運営する保護猫カフェ「Temple Cat」が2周年を迎えました。その日のブログには、保護から10ヶ月たったガリバーくんの姿も♪
どんどん良くなっていますねー!スタッフさんは2周年に感謝されていますが、私はスタッフさんに感謝したい気持ちでいっぱいです。ガリバーくんもきっと「ありがとう」と笑顔ですね♡
保護からちょうど1年たった2021年6月には、さらに元気な姿がありました。長毛のオス猫なので、体が大きく見えます。王者の風格(笑)シェルターにも馴染んで楽しんでいるようですねー♪
お外で傷がつらくて困っていたガリバーくん。これからは幸せいっぱいのニャン生を送ろうね!
提供:NPOくすのき
終わらない「熱海の夏」
2021年7月3日、熱海で怖ろしい土石流の災害が起こりました。NPOくすのきさんは、猛暑の中、ペットのレスキューに力を尽くされました。まだまだ行き場をなくした猫たちがいる…くすのきさんの活動は続いています。
サイトを訪れることがNPOくすのきさんの応援に繋がります!
【支援金収支報告】
— NPOくすのき(ねこハウスTemple Cat) (@atami_kusunoki) September 6, 2021
救えた小さな命は147
全国の皆様からの温かいご支援に心から感謝いたします。
残金は被災動物の一時預かり施設の維持管理及び医療費用等に使わせていただきます。
被災地が日常を取り戻すその日まで引き続き頑張りますので宜しくお願いいたします。#伊豆山土砂災害#被災動物 pic.twitter.com/XqWkBCL07B
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団体名:NPOくすのき
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