性別・年齢不明な子猫ちゃんとの出会い
2018年9月27日夕方頃のこと、突然友人から泣き止まず捨てられている猫を保護していると連絡があったのです。雨が降った後の寒空の中、我が家がペット可の賃貸だったことから主人と飼うことを決断。
急いで猫ちゃんを迎えに行くと、ダンボールの中でミーミー鳴く小さな子猫ちゃんが、なんと3匹!友人は猫を飼った経験が無く、一緒に暮らせるような環境にありません。遠い昔ではあるものの、主人と私には飼った経験があったのが決め手となりました。
性別や年齢がわからない猫たち
友人は、1匹と思っていた猫が、最終的には3匹もみつかって驚いたそうです。親猫をどこを探して見てもみつからず、恐らく捨てられたのだろうと思ったとのこと。保護した子猫ちゃんの年齢も性別もわからない状況でした。
私と主人は夕方、友人のもとを訪れて子猫たちを譲り受けました。きっと暗いダンボールの中、怖かったと思います。あまりに突然のことだったので、まだ猫たちを迎え入れる準備も満足に整っていませんでした。
ミルクか缶詰なのかも分からない時
いよいよ我が家に3匹の子猫がやって来ました。おそるおそる部屋の電気をつけて子猫たちを見ると、触れたらすぐにつぶれてしまうのではないかと思うような小ささで改めて驚きました。
早速、主人がストローで子猫たちに牛乳を与えますが、口をつけようとせず、いっこうに鳴き止みません。私が必死に子猫たちをなだめる中、主人が慌てて近くのホームセンターへ行き、缶詰を買ってきました。
早速、缶詰をあげると子猫たちは嬉しそうに食べ始めました。今から考えれば牛乳は与えないほうが良いものなのに、当時はそういった知識も考える余裕も無いくらい焦っていたように思います。お腹がいっぱいになった子猫たちは、満足した様子で缶詰作戦は大成功でした。
準備したこと
次に、いよいよ子猫たちを引き受ける上で必要な準備を始めました。
- 往診可能な病院を探す
- 猫が安心して暮らせる部屋にする
- 餌やり水やりまわりの整備
- トイレ
- 爪とぎ、毛布など日用品
早速、獣医さんが往診に来てくださり、子猫たちを診察してもらったところ、まだ2ヶ月も経っていないことがわかりました。性別は、男の子1匹と女の子2匹とわかりました。
避妊・去勢手術
半年を過ぎた頃、待っていたのは避妊・去勢手術でした。先に女の子2匹の手術をすることに。男の子は1匹でお留守番をしなくてはいけなくなったのですが、突然、ひとりぼっちになって不安だったようでずっと2匹を探して鳴いていました。その姿を見て、いたたまれず夫婦で泣いてしまいました。
でも、女の子たちは堂々としたもので男の子が去勢手術を受けている間も平然としていました。避妊・去勢後、女の子たちには特に大きな変化はみられませんでしたが、男の子は主人が迎えに行ったこともあってか、その後は主人にべったりになって私はちょっと寂しい思いをしています。子猫たちの避妊・去勢手術を滞りなく、速やかに終えられたのも獣医さんのおかげで、とても感謝しています。
成長過程はそれぞれでも可愛さは変わらず
さすがに3匹の猫ともなると、爪切りをするのも大仕事。獣医さんにお願いして何とか済ませています。タワーや遊び道具を揃え、食事はウェットフードからドライフードへ。カーテンに飛びついたりベッドにジャンプしたりと、最初はあまりに小さくて潰れてしまいそうだった子猫たちも、今では2歳半になり、みんな元気に大きく成長しています。
まとめ
これからも可愛い大事な家族の猫ちゃんと、毎日順調に過ごしていきたいです。保護猫を迎えるにあたっては、色々と考えなくてはいけないことも多いと思います。でも、本当に可愛い家族の一員になってくれるはず。子猫たちに人間の子供と変わらぬ愛情を注ぎながら、喜びを共にして欲しいと思います。