育児放棄された子猫を託された乳母猫…子育ての様子に感涙!

育児放棄された子猫を託された乳母猫…子育ての様子に感涙!

猫は母性の強い生き物です。ですが、たまに例外もあります。今回は飼い猫が産んだ子猫の世話をせず、生まれたてのチビちゃんが大ピンチ!それを他のママ猫がおっぱいをあげて育ててくれました♡

育児放棄された子猫を緊急保護

飼い猫ママの育児放棄

2021年6月8日、生まれたての子猫が緊急保護されました。理由は母猫の育児放棄です。

まだ目も開いていない茶トラちゃんが、ママを呼ぶ声。小さな声でも、それは「生きたい」という命の叫びです。すぐに保温と授乳をしなくては!

その頃、NPOくすのきのシェルターではミケ猫の「小菊」ちゃんが子育て中でした。彼女を見込んで乳母をお願いすることに…さて、その結果は!?

ヤンママ「小菊」ちゃんの母性♡

小菊ちゃんはまだ若いママ猫です。自分の子猫たちはそろそろ乳離れで、シェルターにも慣れてきた頃合いでした。

ママだって「可愛い」って言われたい!「よしよし」って撫でられたい〜(笑)人間大好きな様子ですね。さて、知らない匂いのする茶トラ子猫を受け入れてくれるでしょうか?

どうやら乳母作戦は成功のようです。良かったー!

どの猫でも乳母ができるわけではなく、産後は神経質になる猫もいます。小菊ちゃんはシェルターが安全で、ご飯がたっぷりもらえると安心できたのでしょう。NPOくすのきさんのお世話のおかげですね!

早く大きくな〜れ♪

小菊ちゃんの母乳で茶トラっ子の栄養は二重丸!何よりママのぬくもりは子猫には掛け替えのないものです。

まだ目が開いていない子猫が、もぞもぞおっぱいを探す仕草が可愛いですね。実の母には振り向いてもらえなかったけれど、育ての母の温かさに触れて、きっと良い子に育つでしょう。

少しずつ目が開いて来ましたよー。まあるいお腹は、栄養が良い証拠です。だんだん猫らしく、性格も出てきました。かなりヤンチャな予感ですね(笑)

ここまで育てば、そろそろ小菊ママとはお別れ。あとはベテランの人間ボランティアさんにバトンタッチです。みんなに守ってもらった命、優しい小菊ママのことを忘れないでね〜

小菊ちゃんの後日談

お疲れ様の小菊ちゃんは、このあと不妊手術を受けて里親さんを探します。母猫は子猫が離れると発情期に入ったり、外で暮らしていれば、イヤでも発情したオス猫に追いかけ回されることも…

小菊ちゃんが不妊手術を受ける前に、小菊ちゃんの姉妹猫さんが保護されました。しかもコブ付きです!

小菊ちゃんとよく似た小さなお顔の美人さんです。若いから5匹産めちゃうんですねー。このサイズまで育てたなら、餌やりさんがいたのでしょうか。

一方、小菊ちゃんは、というと…なんと、また子猫に囲まれているのでした(笑)区切りがついたら手術を受けて、あとは自分のしあわせを考えようね、小菊ちゃん。

小菊ちゃん姉妹の2匹が、今回の出産だけで何匹に増えたでしょう。家猫も外猫も、まずは避妊をしなくては、いつまでも不幸な猫は減りません。「誰かがする」ではなく「一人でする」のでもなく、皆がちょっとずつ協力して、猫も人間もハッピーになることが理想です。

限界を超えた保護をがんばるNPOくすのきさんを応援しませんか?ぜひ一度サイトを訪れてみてくださいね!

※こちらの記事は情報掲載元の団体より許可を得て掲載しております。
 団体名:NPOくすのき

NPOくすのき

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