保護猫を迎えた経緯と理由
保健所に収容されたその子猫は,風邪の影響で片目が壊死していました。すでにどうすることもできない状態だったのです。
さらに、もう片方の目も危険な状態だったので、すぐに点眼での処置がされました。風邪の症状は治らず、くしゃみや鼻水も止まりません。
猫風邪は他の猫にもうつってしまうので隔離が必要ですが、保健所ではスペースの問題で保護を続けることが難しいので、ボランティア団体が引き取った後、我が家で預かることになりました。
保護猫を迎えて大変だった事
その頃、我が家に猫はいなかったので、隔離をする必要はありませんでした。1日4回の点眼と飲み薬で風邪の治療をすることに。さらに、壊死している片目からは涙が出るので1日何度も目を拭き、もう片方の目には点眼をしました。
保護された当初は体重も軽かったので、食事管理も必要でした。適正体重に近づけるために、フードはきちんと計ってから与えて、1日おきに体重を計って記録していました。
保護猫を迎えて良かった事
2週間ほど経つと、くしゃみと鼻水は少し和らいできました。鼻詰まりは続いていたので、ときどき苦しそうにしていましたが、食欲はあって、具合が悪い様子は見られなかったのが幸いです。
そして、少しずつ症状が落ち着いて来たタイミングで、我が家の猫としてお迎えすることにしました。名前は、「キイちゃん」。
ようやく、猫じゃらしや玩具で1人遊びができるまでに回復してきた時は、本当に嬉しかったです。
まとめ
風邪を引いていたり、病気になったりしている子猫のお世話は本当に気をつかうものです。成猫なら体力があるので、軽い病気であれば回復は早いことが多いですが、子猫となるとそうはいきません。よく観察していないと、まれに容態が急変することがあるので緊張を強いられます。
それでも、病気が治って元気になっていく姿を見られると本当に嬉しいものです。
保健所などには、健康な猫から怪我をした猫、また病気にかかっている猫など色々な事情を抱えた猫が収容されています。保護されて、治療が受けられる場合はいいのですが、そうではない猫たちもたくさんいます。
かわいそうな猫が、今よりもっと少なくなっていくことを切に願います。