️ついに我が家に猫さんが!
保護猫さん探し
新居に引っ越して半年ほど経った頃、念願だった猫を飼うことにしました。
もともと保護猫を迎えたいと決めていたので、保護猫カフェに行ったり、ネットで探したりと様々な方法を試しましたがなかなかご縁がなく、やっと見つけたのが動物愛護協会に保護されていたおもちくん(5歳)でした。
初めて会いに行ったときから、とても人懐っこくて初対面でもお膝に乗ってきます。体重が5キロ越えのポッチャリさんなので膝がプルプルしましたが、甘えん坊な姿が愛らしくて私も主人もすぐに決めてトライアルをすることになりました。
トライアル開始!
1週間後、待ちに待ったおもちくんがやって来ます!動物愛護協会の方が家までお届けしてくださいました。必要書類のやりとりや、健康状態など詳しく説明をしていただいたのでとても安心できました。
今回トライアルに必要な物は、愛護協会さんで貸し出しをして下さったので助かりましたが、貸し出しを行っているのは稀なケースですので、あったら良さそうな物をまとめてみました。
私も爪研ぎやおもちゃなど、喜んでくれそうなものは事前に揃えておきました。
トライアルに準備するもの
- ケージ
- トイレ、トイレの砂
- ご飯
- ご飯とお水のお皿
- 脱走防止柵
- 猫さんが遊べるおもちゃ
- 爪研ぎ など
猫さんが問題なく過ごせるように準備をしてお迎えしましょう!
初日の様子は?!
来てすぐの頃は、ケージから出て警戒しながらも歩き回っていました。私たちにもすり寄ってきてくれましたが、動物愛護協会の方が帰られてからは、ケージに入ってしまい全く出てこなくなってしまいました。
あまり構いすぎるのも良くないと思い、出てくるまで静かに待つことにしました。3時間くらい経つと、のそのそと出てきて「ここはどこだ?」と言いたげな様子で散策し始めました。とっても可愛くて、これから一緒に暮らせるんだなぁという実感がわいてきて、心が躍りました。
️いたずらっ子のやんちゃぶりを発揮
甘えん坊おもちくんの裏の顔とは?!
我が家に来て数日経つと、もうすっかり慣れて心を開いてくれましたが、同時にやんちゃな性格もみえてきました。
ある日、朝起きてリビングに向かうと、キッチンが大変なことに!ゴミ箱は倒され、食料の入ったビニール袋などは噛まれて穴が空いていました。
シンクの排水口も漁っていて、とてもびっくりしました。実家で暮らしていた時も、猫さんと暮らした経験はありましたが、こんなにいたずらっ子は初めてです!恐らく、前のお家では人間の食べ物を何でも与えてしまっていたのではないか……などと想像をめぐらしました。
安全に生活してもらう対策を
とにかく、おもちくんが危険なものを誤食して体調を崩すようなことが起こっては大変!何とかしなければ!と、あれこれ対策を考えはじめました。
この時に、試してみて効果的だった対策があります。
- いたずら防止柵をDIY
100円ショップで揃う材料で、パントリーに入れないよう柵を作りました。
- シンク用防止柵
同じく100円ショップで材料を購入し、シンクに蓋をしました。
- いたずらをしたら叱る、霧吹きでお水をかける
叱ったりするのは心苦しいのですが、変なものを食べてしまわないように、おもちくんのためだと思ってダメなことはダメだときちんと伝えました。それでも伝わらないときは、霧吹きでお水をかけると伝わりやすかったように思います。わかってくれたなと感じた時は、思い切り褒めてあげるようにしました。
- 寝る直前にご飯をあげる
これは、動物愛護協会の方から教わった方法ですが、寝る直前にご飯をあげることで早朝に激しく鳴くことを止めてもらえました。
- 食べ物は手の届かないところにしまう
出しっぱなしにしたパンやお菓子は、おもちくんが誤食をしてしまいます。気をつけてマメにしまうようにしたので、常に部屋が片付いているようになりました。
おもちくんの反応は?
おもちくんは、突然柵ができてしまい残念そうにしていました。何とか入れないかと試みていましたが、今のところは防げています。
料理中にキッチンに上がってしまうこともあるのですが、火を使うので、とても危険です。そんなときは霧吹きでお水をかけると、飛び上がって逃げていきます。少し可哀想ですし、後ろめたい気持ちになります。しかし、ケガをしてしまったり、体に害があるものを食べてしまわないように、心を鬼にしてしつけをしています。
さらに、早朝の無駄鳴きで寝不足になっていた主人と私ですが、夜ご飯を少なくして、寝る直前にご飯をあげると驚くほど鳴かなくなりました。
私たちの寝不足も解消され、おもちくんも落ち着いてゆっくり過ごしているようで、本当に良かったなと思います。
それからのおもちくん
トライアルは無事に終了し、正式に譲渡していただきました。
まだ、いたずらっ子には変わりないですが、徐々にダメなことを理解してくれているような気がします。
我が家での生活にもだいぶ慣れて、のびのびと日向ぼっこをしていたり、安心しておなかを向けて寝ているところを見ると、おもちくんに出会えて本当に良かったなぁと思います。
おもちくんが我が家に来てから、驚きと、笑いと、癒しがたくさん増えました。
まとめ
保護猫おもちくんをお迎えして、本当に色々な性格の猫さんがいるんだなぁと改めて実感することができました。
特に成猫の保護猫さんは今まで育ってきた環境によって、性格や生活リズムが固まってきているので、最初のころはお互いに大変なこともあるかもしれません。愛情をもって一緒に暮らしていれば必ず伝わる日が来るので、段々となじむまで気長に付き合うことが大切だと思います。
これからも保護猫を迎える人が増え、途中で手放してしまう人が減るように心から願っています。