保護猫を迎えた経緯、理由
長年飼っていた猫とお別れして2年、そろそろ新しい猫が欲しくて以前の猫に似た長毛の男の子を探していました。
何度か譲渡会に参加しましたが、長毛の子がいなかったり、譲渡会に足を運んでも里親の譲渡主さんから選んでもらえなかったり、なかなか決まりませんでした。
あきらめかけていた頃、あるサイトをのぞくとふわふわした理想の子に目が止まりました。すぐに電話をして、審査対象の2番手でしたが、キャンセルが出たため、トライアルができることに。病院での検査を経て、引き取りの流れになりました。
保護猫を迎えて大変だった事
お迎えに行った日は、キャリーバックに入れて車の助手席に乗せました。おどおどして隣りで鳴く猫を気にかけながら運転した30分前後の時間はとても長く感じました。
家に着いてもキャリーから出ようとせずに、慣れるまでに時間がかかりました。心配は無いと言うことでしたが、涙目で、時々くしゃみもするのでネットで調べてみたところ、ウィルスとかヘルペスに罹っている可能性がある様子。
念のため、病院を受診し、目薬などを処方してもらうと1万円弱の医療費がかかりました。
保護猫を迎えて良かったなと思う事
今後、医療費はかかってしまうかもしれませんが、愛嬌のある寝顔を見るたびに「しっかりお世話をしていこう」と責任感が芽生えてきました。
今は、「この子の一生をしっかり見守らないと!」という第二の子育てをしているような気持ちでいます。
ご飯が欲しい時にずっと足元で見上げている仕草、目やにをおとなしく拭いてもらう時の表情、トイレで一生懸命に用を足している様子、帰ってきたら甘えてくる可愛らしさなど、猫と暮らしたからこそ味わえる幸せを噛みしめています。
愛猫の現在の様子
保護施設から引き取った当初は、目の下が黄色くなるほど目やにが固まっていました。毎日、綺麗に拭いて清潔を保つようにしてきたので、今はあまり気にならなくなりました。
また、当初はあまり食欲も無かったのですが、ご飯の種類を変えてみたり、ふやかして与えたり、色々と試行錯誤を重ねたところ、残さず食べるようになっています。
まとめ
今回、保護猫をお迎えするにあたって、保護猫を支援する団体や情報発信をするサイトがたくさんあることを知りました。
譲渡のために必要な費用は、ほぼ無料の場合もあれば、まとまった金額が必要な場合までさまざまなので、事前に不明な点はきちんと問い合わせるなどして、自分にあったところからお迎えするのが良いのではないかと思います。
私が運命の子と出会えたのは、橋渡しをしてくださる方々がいたから。今は、感謝の気持ちでいっぱいです。実際に一連の譲渡の流れを経験してみて、また保護猫を取り巻く状況をかいま見て、こうした保護活動に携わるには熱意はもちろん、しっかりとした信念が無いとできないことだなと実感しました。
今回、私がご縁をいただいた命のバトンを大切に、愛猫と生涯を共に暮らしていきたいと思います。