外猫の保護依頼に驚きの展開…懸命に生きる三毛猫の運命は?

外猫の保護依頼に驚きの展開…懸命に生きる三毛猫の運命は?

外猫を保護して欲しいという依頼を受けて、保護されたおっとり三毛猫さん。ところが依頼主はその猫を人気のない場所に捨ててくると言います。遺棄は犯罪です。そんな悲しいことをするのは、どうしてでしょう?

外猫保護の依頼のはずが…

はじまりは猫の保護依頼

2020年10月。都内にお住いの方から、外猫を保護してほしいと依頼がありました。依頼を受けたNPOくすのきさんは、お外で生活する猫さんを家猫にしてもらえるならと喜んで協力しました。

そうして保護されたのは、おっとりした性格の三毛猫さん。推定7〜8歳。もちろん女の子です。性格も良いし、きっと良い家族になる。「さあ、家猫になるんだよ〜」と猫を連れて依頼主を訪ねたところ、なんと「人気ない所に捨ててくる」と言われてビックリです。

保護依頼の真意

ご家族のうち息子さんたちに「捨てる」と言われ、お婆ちゃんも「飼えない」と言います。では、何のための保護依頼だったのでしょう?家の周りをうろつく猫を遠くに捨てるためでしょうか?猫には何の罪もありません。

知らない場所に動物を置き去りにすることは、ひどい虐待です。なにより遺棄は犯罪ですから、罰があります。

遺棄は絶対ダメ

常識は家庭から

たまには常識を疑ってみよう

NPOくすのきのスタッフさんはご家族に誠意を込めてお話ししたうえで、おっとりミケさんは保護団体で預かることになりました。

世の中、色んな考えの人がいて、好き嫌いもあって良いけれど、動物の遺棄や虐待については皆で防がなければいけません。法律はそのために作られました。

このご家族では、お婆ちゃんの考えが息子さんたちに受け継がれたのでしょうか。親の常識は子供の常識になり、大人になってから変えることは難しいものです。

それでも、親と違う考えがいくつかあるものです。それは外の世界から学んだこと、親を超えることのできた部分です。「家では当然のこと」をたまには疑ってみて、そこで何か気づきがあれば、親の常識の枠を超えて成長する一歩となるはずです。

家族の姿

※こちらの記事は情報掲載元の団体より許可を得て掲載しております。
 団体名:NPOくすのき

NPOくすのき

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