深夜のSOS!妊娠中の野良猫をレスキュー
4月初旬の深夜、沖縄で保護活動を行う『沖縄ハピネコ会』さんに届いたSOS。それは、日頃から地域猫たちを見守りながら散歩をしているというおばあさんから『おそらく妊娠しているであろう子猫』を救ってほしいというものでした。
TNRについて説明するも…
連絡を受け、すぐに現場へと向かうとスムーズに保護成功。おばあさんには、TNR(Trap/捕獲し、Neuter/不妊去勢手術を行い、Return/元の場所に戻す)の流れで堕胎となり、ママ猫はリリース(元の場所へ戻し地域猫として見守る)となることを伝えたといいます。
しかし、おばあさんは『どうしても子猫を産ませてあげたい、そして里親さんに繋げてあげてほしい』と強く願われました。
今後の方針をじっくり考えるためにも、ボランティアさんは保護したママ猫をシェルターではなく自宅へと連れ帰ることを決心したのです。
少し目を離したすきに生まれてる…!?
ケージを毛布で覆い、他の猫たちが干渉しない静かな場所でゆっくり過ごしていたママ猫。翌朝、しっかり朝食を食べたところを見届けてからシェルターの掃除に出かけ、戻ってみると…。
4匹生まれてる…!?まさに出産間際の絶妙なタイミングで保護されていたことが発覚したのです。無事に誕生し、ママのミルクを一生懸命飲む子猫たち。おばあさんの願いはまずひとつ、叶えられました。
命のバトンが繋がれていく
無事5つの尊い命が誕生し、ママ猫も安全な場所で育児に励むことができました。そして沖縄ハピネコ会さんは、現在同様に保護され子育てに勤しんでいるママ猫が、生後10日程の小さな命を受け入れてくれたことを報告されています。
おばあさんから沖縄ハピネコ会さんへ、ボランティアさんからママ猫、子猫へ…そうして救われた命がまた尊い命を救う…こうして命のバトンは繋がれていくのですね。
※こちらの記事は情報掲載元の団体より許可を得て掲載しております。
団体名:沖縄ハピネコ会
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