飼育崩壊!片目を失ったメグミくん
多頭飼育の崩壊からレスキュー
メグミくんは子猫の頃、多頭飼育の家で育ちました。
その家は飼育放棄に近い環境でしたので、まだ小さく弱かったメグミくんは風邪を引いてしまいました。その時の後遺症は今も片目に残っています。
出典:NPOくすのき公式サイト
そんな毎日を当たり前と暮らしていたメグミくんでしたが、ある日仲間たちとケージに入れられ「NPOくすのき」という見知らぬ場所に連れて来られたのです。
そこは温かな毛布やクッションがあって、美味しいカリカリときれいなお水がいつでも飲める天国でした。自由に体を伸ばして寝ころび、好きな時にかけっこもできます。そのうえトイレは新しい猫砂がたっぷりの掘り掘りし放題です!
出典:NPOくすのき公式サイト
メグミくんにとって「NPOくすのき」は、当初の不安を覆すほど居心地が良い場所だったのでしょう。もともと人間が好きなメグミくんは、前のお家で我慢していた「なでなで」をされてウットリ〜♪そうして人間にお世話をされたメグミくんは、優しい性格の男の子に育ちました。
出典:NPOくすのき公式サイト
メグミくんの特技はドアを開けること。今のところ保護猫カフェの子猫部屋と大人猫の部屋を(勝手に?)行き来できるのはメグミくんだけです。頭脳派のためか、ひとり遊びが得意。でも仲間と遊ぶのも好きなのだとか。
ママ猫現る!
2021年1月。NPOくすのきに母子猫が保護されました。実はこの母猫はメグミくんのママ。ずっとボランティアさんの手をすり抜け続け、今回やっと保護されました。
交通量の多い地域で生活して心配されていましたので、一安心です。しかしながら、NPOくすのきさん、年末から立て続けに猫の保護が続いていて厳しい状況。それでも、1匹でも多くの猫に幸せな日常を過ごしてもらいたいという強い信念は変わりません。ただただ、頭が下がる思いです。
姉妹2匹 ママ猫と子猫2匹保護
— NPOくすのき(ねこハウスTemple Cat) (@atami_kusunoki) January 13, 2021
保護は年末から10匹超
ウィルス検査 ワクチン 不妊手術等 さぁ医療費が大変だ〜?
でも大変でもこの子達は悪くない!猫は勝手に増えない!人の責任で不妊手術は必須!命ですから!#NPOくすのき #保護猫 #猫カフェ #猫好き #猫の居る暮らし#譲渡会 #里親募集 #熱海 pic.twitter.com/X0I566Mpm9
今回、保護したママ猫たちは、外猫さんの割には、人馴れして穏やかな様子。子猫の教育はたいてい母猫がしますから、メグミくんが人間を好きなのは、この母猫の影響でしょう。
愛嬌のある母猫と子猫たちは、メグミくんとのご対面を喜ぶ間も無く里親さんのお宅へ。ちょっと残念な気もしますが、本人たちの幸せが一番ですから。
24日の #ねこざんまい の #譲渡会 では10ニャンズにトライアルが決まりました❣️寒い中ご来場いただきありがとうございました。また、会場の換気や消毒、感染防止にご協力いただき本当に感謝です!#NPOくすのき #保護猫 #猫カフェ #猫好き #猫の居る暮らし#里親募集 #熱海 pic.twitter.com/XePJnpWmWA
— NPOくすのき(ねこハウスTemple Cat) (@atami_kusunoki) January 25, 2021
ママ猫が来たタイミングを深掘りしてみる
里親さんとの縁組はママ猫に追い越されてしまったメグミくんですが、もしかしたらママは一足先に幸せになることで、メグミくんを「ホラ、おいで」と後押ししてくれているのかも。
メグミくんもきっと、ずっとの家族と出会えたら、辛かった多頭飼育の影を消し去ることができるでしょう。ママ猫と弟妹たちもきっと応援してくれているはず!
出典:NPOくすのき公式サイト
NPOくすのきの活動
メグミくんとママ猫たちを支えたNPOくすのきさんは、ただいま保護猫の数が過去最高に増えたためボランティアを募集しています。1クリックで拡散するだけでも助けになります。是非サイトを訪れて応援してくださいね!
※こちらの記事は情報掲載元の団体より許可を得て掲載しております。
団体名:NPOくすのき
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