糖尿病のゆるりちゃん
安楽死!?
福井の譲渡型保護猫カフェ しあわせにゃん家さんは遠い保健所からゆるりちゃんを引き取りました。しばらくしたある朝、冷たくなって倒れていたのです。
至急病院へ連れていくと糖尿病と判明しました。すでに命が危うく、もし治療をするならかなりの手間とお金がかかるとのこと。担当した獣医師は安楽死を視野に入れることを勧めます。
でもしあわせにゃん家さんは諦めませんでした。一度引き取った猫です。人の勝手な判断で命を失わせるなんてできない、と。
おだやかなゆるりちゃん
最初からおだやかな性格だったため、しあわせにゃん家さんは「ゆるり」ちゃんと名付けたのです。正直生きられるかはわかりませんが、しあわせにゃん家さんはできることをしました。
きっとその愛情が通じたのでしょう。ゆるりちゃんは頑張り、一命は取り留めました。でも毎月の血液検査と毎日2回の注射が必要です。
きっと里親さんは見つからないだろう…としあわせにゃん家さんは思いました。
妊娠猫すももちゃん
サワレナイ…
妊娠中のためか警戒心が強く、触ることのできないすももちゃん。保護時、すでにお腹が大きかったため、しあわせにゃん家さんは産ませる決断をしました。でもさわれないのに出産などさせられるのでしょうか?
ちゅーるはすぐに食べてくれたため、しあわせにゃん家さんは毎日ちゅーるを使って懐柔します。
無事出産!
そして保護から半年後…。すももちゃんは無事に出産しました。3匹生まれた子猫のうち、1匹は残念ながらお空へ。残りの2匹には里親さんが見つかり、幸せになりました!
徐々に信頼が
すももちゃんを人馴れさせようと頑張るしあわせにゃん家さん。でも中々慣れてくれません。ずっと外で暮らしていたため、しかたないですが…。
ですがしあわせにゃん家さんの努力のかいあり、撫でてアピールをしてくれるようになりました。
カフェデビュー
猫ルームごもり
カフェデビューしたものの、人が怖いのかすももちゃんはずっと、猫ルームにこもりっきりです。
のんびりすごすゆるりちゃん
一方のゆるりちゃんは、カフェスペースでのんびりすごします。注射をしたくないときは、猫パンチが鋭い心ちゃんの後ろに隠れて守ってもらいました。賢いです。
里親さん現る!
ゆるりちゃんとすももちゃんがしあわせにゃん家さんの元にやってきてから約2年が経ったころ、里親になりたいとの申し出がありました。しかもわざわざ東京からです。
絶対に2匹が幸せになれる人でないと渡すことはできません。何度も連絡をとり、このご夫婦なら大丈夫としあわせにゃん家さんは確信します。
里親さん宅へ
2匹が里親さんへ引き取られる日。しあわせにゃん家さんは嬉しい気持ちと寂しい気持ち半々でした。でも2匹は幸せに向かって旅立つのです。
お家に着くと早速、即探索を。先住猫にも挨拶し、出だしは上々です。2匹は猫カフェでは見せない顔を見せてくれました。
やはり生涯の家だということがわかるのでしょう。本当に幸せそうなその姿に、しあわせにゃん家さんは心が熱くなります。
まとめ
成猫は里親さんが見つかりにくい現実があります。ましてや持病を持っていたら、その確率はかなり低くなるのです。でも2匹は幸せを掴みました。
これからは優しい里親さんの元でずっと幸せに暮らすのです。2匹の様子は下の動画からご覧いただけます。
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※こちらの記事は情報掲載者より許可を得て掲載しております。
掲載者名:譲渡型保護猫カフェ しあわせにゃん家
譲渡型保護猫カフェ しあわせにゃん家
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