前回までのお話
派遣切りにあい、住む家を失った猫9匹の飼い主さん。自分はどうなってもせめて猫たちだけでもと、埼玉のNPO法人 にゃいるどはーとさんに託します。
前回の様子は、こちらの記事「2匹の猫が20匹以上に…失業した飼い主と猫の行く末は?No.2」と、でもご紹介しました。
でもにゃいるどはーとさんもただ猫たちを預かるだけではありません。
飼い主さんへの質問
最悪のときは?
飼い主さんへにゃいるどはーとさんから「もしウチがなかったらどうしてた?」と鋭いツッコミが入ります。疎遠になっている飼い主さんの実家にも頼んでも、既に先住猫がいるため断られてしまったのだとか。
そこで飼い主さんの友人が、10以上の保護施設に連絡してくれたそうです。ですが9匹という数の多さに、引き受けてくれるところはありませんでした。遅い時間でしたがにゃいるどはーとさんに電話をしたところ出てくれ、しかも引き受けてくれたとのことでした。
もしにゃいるどはーとさんとの出会いがなければ、猫たちと路上生活になっていたかもしれないという飼い主さん。どんな状況でも「猫を捨てる」ことは考えなかったようです。
不妊手術をしなかった理由
猫たちが増えてしまったのは、不妊手術をしていなかったからです。なぜ手術をしなかったのか、という問いに「お金がなかった」と答える飼い主さん。手術をしなければと思いつつ、踏み切れなかったようです。
にゃいるどはーとさんが訴えたいこと
猫を捨てる人
にゃいるどはーとさんが訴えたいこと。それは猫を捨ててしまう人がいる現実です。引っ越しの際に捨てる飼い主さんも多いのだとか。
今回の飼い主さんは猫のお世話は十分ではなかったものの、「捨てる」選択肢を持っていないのが救いでした。
餌やりさん家バージョン
にゃいるどはーとさんがいうには、この飼い主さんは家の中で餌やりをしていただけ、ということです。ご飯は与えていても不妊手術をしなかったため、外の餌やりさんとあまり変わりはありません。
まとめ
極限状態に追い込まれると、その人の本性が出ます。今回派遣切りにあい、住む場所を失いながらも猫たちを無責任に手放そうとしなかった飼い主さんです。本当に猫たちが大切だったのでしょう。
にゃいるどはーとさんの鋭いツッコミは、下の動画からご覧いただけます。できればチャンネル登録ください。それが助けが必要な猫たちの救いとなります。
※こちらの記事は情報掲載者より許可を得て掲載しております。
掲載者名:NPO法人 にゃいるどはーと
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