前回までのお話
餌やりさんが引っ越すため、府中のNPO法人府中猫の会さんに保護されたグリちゃんという猫がいました。そこまではよかったのですが警戒心がものすごく、初めは革手袋をしないとお世話できないほどでした。
前回の様子は、こちらの記事「歯肉炎に苦しむ野良猫を保護…凍った心を溶かしたのは?No.1」と、でもご紹介しました。
噛みつかれたり猫パンチされたりして、ケガをしてしまうからです。ですが日を追うごとに慣れ、人を信用しだすグリちゃん。これもお世話している預かりさんの努力のたまものです。
途中ひどい歯肉炎が発覚し、病院で抜歯手術を受けました。当日はぐったりしていましたが、翌日にはご飯が食べられるように。これからもっともっと回復し、元気になっていくでしょう。
唸りぐせ
毛布に包まれ抱っこされて、ちゅーるを舐めるグリちゃん。行動とは裏腹に「うー」と唸り声をあげています。もう唸るのがクセになっているのかもしれません。
グリちゃんの変化
噛まなくなる
ちゅーるを指につけ、与えます。以前だったら絶対にできないことでした。なぜなら、本気で噛まれてしまうから。
ものすごい進歩です。預かりさんの甲斐甲斐しいお世話のおかげで、心を開いてくれたのでしょう。
ケージから出て
だいぶ慣れてきたので、時間を決めてケージから出すことに。他の猫の存在を怖がるグリちゃんです。きっとものすごく怖がりなのでしょう。
しばらくすると落ち着いたのか、近くに猫がいても反応しなくなりました。香箱座りをしているので、比較的リラックスしているよう。なんとも言えない表情でカメラを見つめるグリちゃんがかわいいです。
ご飯パクパク
グリちゃんはひどい歯肉炎になっていたため、抜歯手術を受けました。その傷が癒えてきたのか、食欲が出てバクバク食べています。
たくさん食べられるようになり、体にお肉がついてきました。そして毛艶もよくなり…。本当によかったです!
逃げなくなったグリちゃん
以前なら人が近づくと一目散に逃げていました。ですが今は、唸りはするものの逃げなくなったのです。ちゅーるがあればお触りも可。
まるでちゅーるが触り賃のようです。ナデナデの気持ちよさに目覚めはじめたのかもしれません。でも鋭い眼光はまだ野良猫のままです。
まとめ
保護猫の中にはグリちゃんのように中々慣れず、手強い猫がいます。でも諦めず少しずつ距離を縮めていけば、いつかは心を開いてくれるときがくるのです。焦らないのが一番です。
グリちゃんのかわいい様子は下の動画でご覧いただけます。是非チェックしてみてください。
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※こちらの記事は情報掲載者より許可を得て掲載しております。
掲載者名:NPO法人府中猫の会
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