犬に襲われて大怪我を負った子猫
顎の傷を治療するためにボタンを使用
子猫の名前は「ジュースボックス」、生後7ヶ月の茶トラ猫です。
飼い犬に襲われて顔にひどい怪我を負ってしまいました。
飼い主は悲しみにくれながら、MSPCA (マサチューセッツ動物虐待防止協会) にジュースボックスを引き渡すことにしました。
そして、そこでとても難しい手術を受けることになったのです。
傷口を固定するのにボタンが使われました。
このボタンをつけるという技術は、エンジェル・アニマル・メディカル・センターの歯科スタッフの1人であるアリス・エーケルト医師の研究によるものです。
ジュースボックスが負ったような、顎の特定部位の骨折では傷を安定させるのが難しく、場合によっては他のインプラントのサイズが合わないこともあります。
縫合糸は実際に顎を固定するものですが、ボタンはより快適で縫合糸が皮膚に食い込むのを防ぎます。ボタンは全部で4箇所に縫い付けられました。
傷の他にも、ひどいストレスやトラウマを負ったジュースボックスでしたが、
ボタンにもすぐに慣れて順調に回復して行きました。
10日後には驚くほどの回復を見せ、元気にごはんを食べるジュースボックス。怪我をした当時の写真と比べると本当にすごい回復力です。よかった!
その数日後、いよいよボタンを取ってもらう日がやってきました。
ジュースボックスは、ボタンを取る処置の間大人しくお利口さんに座っていたそうです。
このクリニックには、ジュースボックスを引き取りたいという150を超える申し込みがあったそうです。もうすぐ、犬を飼っていないお宅に引き取られることになります。
ジュースボックスが、どうかずっと安心して幸せに暮らせますように。
怪我をした当時の写真から回復後までのジュースボックスの姿はこちらから。(ひどい傷の写真が含まれますので苦手な方はご注意ください)
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
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