墓地でボロボロの老猫を保護……野良暮らしの危険性とは?

墓地でボロボロの老猫を保護……野良暮らしの危険性とは?

野良猫でも人慣れしていて、人懐こい猫はいます。一見よさそうに思えるのですが、実はそのような猫は虐待の対象になってしまう場合も多いのです。ある墓地にとても人懐こい黒猫がいました。府中のNPO法人府中猫の会さんは心配しているのですが…。

過酷な野良猫の暮らし

その歳をとった黒猫は約1年前、餌場に現れました。皮膚が疥癬でボロボロだったのです。疥癬とは、ヒゼンダニが原因で起きる皮膚病のことで、激しいかゆみと炎症が起こります。餌やりと同時に投薬して完治はしたのですが…。

とても人懐こい猫で、人を見れば警戒心なくついていってしまう性格でした。そのため、下手をすれば虐待の対象となってしまう可能性があるのです。府中のNPO法人府中猫の会さんはそれがずっと気になっていました。

寒い中、穴を掘って落ち葉のベッドで寝ていた黒猫。そんな姿を見ると切なくなってしまう府中猫の会さんです。雨風を防ぐところが少ない場所なので、冬場はどんなに寒い思いをして過ごしてきたのでしょう。

そして弱ってくるとカラスの餌食となってしまいます。それだけ野良猫が住む環境は過酷なのです。

無事の保護

保護しようとするも警戒され、1週間かけてようやく無事に保護ができました。府中猫の会さんは猫に「じゅん」くんと命名したのです。

飯はたっぷりともらっていたため、なんと体重が6kgを超えています。普通の成猫は4〜5kgくらいなので、平均よりも少し大きな猫です。

じゅんくん

じゅんくんは推定10歳。エイズキャリアでした。でも府中猫の会さんは気にしていません。代表さん宅に連れてこられたじゅんくん。

ケージに入りキョトンとした顔をしています。内臓の数値も良好。エイズキャリアという事実以外は健康体です。

まとめ

今まで外の過酷な世界で頑張ってきたじゅんくん。これからは家猫としてのんびりと快適な環境で暮らしていきます。

じゅんくんのかわいいお顔は下の動画にてご覧いただけます。できればチャンネル登録を!それがじゅんくんのように過酷な外で暮らす猫たちへの支援につながります。

※こちらの記事は情報掲載者より許可を得て掲載しております。
 掲載者名:NPO法人府中猫の会

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