2匹の母猫、退院!
避妊手術
避妊手術を受けさせる為、捕獲を試みた2匹の母猫。でも中々捕獲器に入ってくれません。ですが根気強い挑戦の末、ようやく捕まえることができました。
無事に避妊手術を受けさせ、今日は退院の日です。東京都府中のNPO法人府中猫の会の代表さんが2匹をお迎えに行きます。
白黒猫
1匹は白黒猫です。左耳が赤くなっており、もしかしたら「扁平表皮癌では…?」と疑う府中猫の会さん。もしそうだったら手術など、治療が必要になってきます。
でも幸いにも癌ではありませんでした。アレルギーとのことです。抗生剤の投与により、だいぶ良くなってきました。
白黒猫は餌やりさんが面倒を見てくれる為、投薬なども含めてお任せのリリースになります。
三毛猫
そしてもう1匹は三毛猫です。手術を頑張りました。先に保護されていた子猫3匹の母猫です。この猫は府中猫の会の代表さん宅へ行くことが決まっています。
辛いリリース
リリース予定の白黒猫。餌やりさんに投薬の説明を行ってから放します。この瞬間が一番忍びないと話す府中猫の会の代表さん。でも、餌やりさんがご飯をあげてくれるから外でも生きていける!とご自身に言い聞かせ、泣く泣くリリースします。
子供たちとご対面!
代表宅にて
三毛猫は代表さん宅へとやってきました。子猫たちとご対面…の前にケージに入ります。病院ではシャーシャーだったらしく、検査などに戸惑ったようです。
保護から2日目
保護から2日目。まだ緊張気味の三毛猫です。子猫がケージの近くにいます。
母猫だと分かっているのでしょうか?代表さんがちゅーるを出すと、ぎこちないながらも口をつけました。やはりちゅーるの美味しさには勝てないようで、出されたものをペロペロ舐めています。
餌やりさんの話では、心を許した人には抱っこもさせてくれるとのこと。時間をかければきっと、慣れてくれるでしょう。
代表さんの姪っ子さんが三毛猫の名前をつけてくれました。「こちょう」ちゃんです。これから親子共々、家猫訓練に励みます。
まとめ
TNR(捕まえて不妊手術をして元いた場所に戻すこと)は猫を増やさない確実な手段ではあります。でも、猫が外という過酷な世界で生きていけないことに変わりはありません。全野良猫に飼い主さんが見つかるように、願わずには入られません。
今回紹介した2匹の母猫の様子は、下の動画からどうぞ!できればチャンネル登録を。それが助けを必要としている猫たちへの支援につながります。
※こちらの記事は情報掲載者より許可を得て掲載しております。
掲載者名:NPO法人府中猫の会
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