前回までのお話
東京都府中のNPO法人府中猫の会で預かりをしているKoさんが、普段通らない道を通っていました。すると釣り堀の近くで子猫の声が聞こえてきたのです。探してみると物置に1匹のボロボロになった白黒子猫がいました…。
前回の様子は、こちらの記事「釣り堀にいたボロボロ子猫を保護…兄弟の行方は？No.1」と、でもご紹介しました。
その子猫は保護されましたが、他にもいるはずでです。母猫もどこかへ隠れているのかもしれません。聞き込みをして探すKoさんです。
無事に子猫たちの元へ
倉庫のような場所で
子猫たちは倉庫のような物置のような場所にいました。会社の方が協力してくれ、子猫たちを保護してくれたのです。脚立や鉄材のようなものなどが積み上げられている場所でした。
1匹は里親さんが決まる
一番元気な黒猫は、早速里親さんが決まりました。猫風邪等も引いていないようなので、安心して引き取って貰えます。
1匹はKoさんが
もう1匹の子猫は、Koさんが連れて帰ります。痩せて風邪を引いており、目がグジュグジュです。黒猫の男の子、元気になるでしょうか？
1匹は残念ながら…
もう1匹いたのですが、何かの間に挟まれてしまったようで、発見された時には既に…。悲しい限りです。もっと早く見つけてあげられていたら、と後悔するKoさん。残念ですがこの子猫の運命だったのかもしれません。
Koさん宅にて
喜ぶ白黒子猫
猫風邪を引いた黒子猫を自宅へ連れ帰ったところ、兄弟猫と察した風の白黒子猫が喜んでいるようです。後ろでバタバタしている姿がキュート！
兄弟再会！
白黒子猫と一緒にする前に、黒子猫には目薬とノミダニ駆虫薬を投与します。いざケージに入れると、白黒子猫が黒子猫に絡んで離しません。よほど再会が嬉しいようです。
子猫たちの様子
食いつきの悪い黒子猫
黒子猫はご飯を口にはするものの、あまり食いつきが良くありません。お腹は空いているはずなのに….。一方で白黒子猫の方は食欲旺盛です。Koさんに保護されて元気を取り戻したのでしょう。
遊ぶ子猫たち
兄弟で遊んでいるので、少しは安心です。ものすごく具合が悪ければ遊ぶ余裕などないでしょう。
強制給餌
黒子猫には強制でご飯を与えます。シリンジに入れたご飯とミルクを口から入れるのです。頑張って食べる黒子猫。食べることは生きることに直結しています。食べられるようになれば、元気を取り戻せるでしょう。
少し元気になった黒猫
自分で食べ始める！
強制給餌により少し元気を取り戻した黒子猫は、自分で食べ始めるようになりました。たくさん食べればそれだけ元気になれます！これで少しだけ安心です。
寝る…
Koさんの膝に乗せられた黒子猫。お腹がいっぱいになって睡魔が襲ってきました。目が閉じて…ついに寝てしまいます。
遊ぶ！
食べられるようになって栄養が取れているので、動きが活発になってきました。兄弟同士で良く遊んでいます。楽しそうです！
亡くなってしまった子猫
府中猫の会の代表さんがKoさんに「亡くなった子猫も連れて帰ってきて！」と伝えたそうです。なぜなら、その子もちゅー猫だから。白黒子猫や黒子猫と同じ、府中猫の会さんに保護された猫なのです。
その為、亡くなった子猫はちゅー猫として、供養します。何と愛溢れる保護でしょうか。
まとめ
残念ながら亡くなってしまった子猫もいましたが、残った子猫たちにはその子の分まで、元気に生きて欲しいですね！そしていつか里親さんが迎えに来て、幸せになるのです。
子猫たちが頑張る様子は、下の動画からご覧頂けます。できればチャンネル登録ください！それがこの子猫たちのように助けが必要な猫たちへの支援につながります。
※こちらの記事は情報掲載者より許可を得て掲載しております。
掲載者名：NPO法人府中猫の会
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