ケージを用意
毛布を置かない理由
高架下にいた子猫たち。数が増えないように不妊手術をしてリリースする予定でしたが…。まだ子猫の為、東京都府中のNPO法人府中猫の会さんは保護しました。
そして代表さん宅に連れて帰ります。緊急でケージを用意し、子猫たちを迎える準備をした代表さんです。
ケージにはあえてふかふかの毛布などは置きません。それはなぜでしょうか?
答えは…「トイレを覚えてもらう為」です!毛布があったらもしかするとそこで排泄してしまうかもしれません。そうすると、トイレを覚えるのが遅れてしまいます。
空調管理は万全!
毛布がないと、寒さを感じてしまうかもしれません。ですからその分、空調管理は万全に行います。猫たちが寒さを感じて、風邪などひいてしまわないように。
慣れすぎている先住さんたち
新しく猫が来る時は、先住猫さんたちにお知らせします。普通なら警戒したり威嚇したりする場面ですが…。新入りが来ることに慣れすぎている先住さんたちは、特に反応しません。
新入り猫
たんじろうくん
生後4ヶ月程度の茶トラ、たんじろうくんです。「ここはどこだ?」というようなキョトン顔が可愛い!無事にケージに入りました。
ねずこちゃん
続いてはねずこちゃんです。たんじろうくんと同じく、茶トラの女の子。お顔がそっくりです。
不妊手術済みなので、耳カットされています。たんじろうくんと同じケージに入り、辺りを探索し始めました。
餌やりさん入り乱れる現場
たんじろうくんとねずこちゃんを保護した場所は、たくさんの餌やりさんが入り乱れていました。その為、野良猫の数もものすごく…。
中には仕事の合間を縫ってコツコツとTNR活動されている方がいらっしゃるそうです。その姿に感銘を覚えた代表さんは今回、たんじろうくんとねずこちゃんの引き取りを決めました。
まだ現場にいる兄弟と母猫
2匹には1匹の兄弟猫と母猫がいます。まだ高架下の現場にいるようです。
ただ捕獲は難航しているよう。代表さんもヘルプに入る予定だそうです。
ちゅーる作戦!
試しにちゅーるを与えてみる代表さん。子猫たちは少しも躊躇せず、ペロペロします。もしかしたら貰ったことがあるのかもしれません。
これからは家猫訓練に励む2匹。特にたんじろうくんは夜鳴きがすごいのだとか。環境が変わった時はしかたのないことです。
まとめ
野良猫だらけの高架下から保護されたたんじろくくんとねずこちゃん。もう野良生活とはオサラバです。きっとこれから、運命の里親さんに出会うのでしょう。
2匹の可愛い様子は下の動画から見ることができます。できればチャンネル登録を!それがたんじろうくんたちのような子猫を救うことになります。
※こちらの記事は情報掲載者より許可を得て掲載しております。
掲載者名:NPO法人府中猫の会
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