住宅街での子育て
偵察中
母猫が住宅街で子育てしているとの情報が市役所を通して、府中のNPO法人府中猫の会さんの元へ入りました。早速現場へ向かいます。
付近住民の方の話によると、住宅と塀のごく狭い隙間で子育てしているようです。視界が遮られている上、人が通らない場所なので都合が良いのかもしれません。物置もあり、ちょうど子猫を隠しながら母乳を与えるのに適していたのでしょう。
キジトラ子猫がひょっこり
偵察中、荷物の隙間からキジトラ子猫がひょっこりと可愛いお顔を覗かせます。こちらの様子を伺っているのでしょうか?子猫は好奇心が旺盛なので、何事かと思ったのかもしれませんね。
保護成功!
この好機を逃すまいと府中猫の会さんは急いで捕獲道具を取りに戻ります。子猫の周りにあった2-~30kgの荷物を運び出し、見事保護成功です!
残り3匹
子猫は他にあと3匹いるはず。でも見つかりません。付近住民の方にご協力頂き餌場を作ります。ご飯の匂いに釣られて、母猫と子猫が姿を見せるかもしれません。
保護した子猫は一旦、連れて帰ります。
園長さん宅にて
残りの子猫捕獲計画
残りの子猫たちは母猫と一緒にいると考えられます。すぐに捕獲に入り母猫だけを捕まえてしまうと大変なので、餌場を設けて様子を見ることにしました。餌付けをして捕獲を試みる作戦です。
キジトラ子猫の様子
保護されたキジトラ子猫は、体重が500gくらいありました。なんと園長さんの予想どおりです。ノミダニ駆虫薬をすぐにつけ、虫を落とします。
最初に行わないと、人にも猫にも移ってしまう可能性があるからです。猫自身も血を吸われるなどして、良いことはありません。
病院へ
トロイくん
保護から4日後。少し落ち着いてから病院へ連れて行きました。体重は680g、保護当日から180gも増えています!
名前は「トロイ」くん、になりました。このキジトラ子猫だけトロくて逃げ遅れてしまったからです。少し垂れ目の可愛い顔をしています。
トロイくんの母猫は警戒してどこかへ隠れてしまったそう。府中猫の会さんはビラまきをするなどして対策して行きます。
死んだフリ!
血液検査の為の採血を行ったら、死んだフリをしてしまいました。顔を横に向け、固まっています。よほど注射が嫌だったよう。
府中猫の会さんによると、臆病な猫が良くやることなのだそうです。これから注射される度に、死んだフリをするのでしょうか?
まとめ
外で子育てするのはとてもハードです。いつ事故に遭ったり敵に襲われたりするか分からないからです。母猫たちがいる場所の目星はついているとのこと。
早めの保護が望まれます。トロイくんの死んだフリは下記の動画からご覧ください!可愛いですよ。良かったらチャンネル登録もお願い致します。そのワンアクションが助けを待っている猫たちへの力となります!
※こちらの記事は情報掲載者より許可を得て掲載しております。
掲載者名:NPO法人府中猫の会
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