"瀕死の黒猫"と"虐待を受けた黒猫"を救出…その経緯とは?その2

"瀕死の黒猫"と"虐待を受けた黒猫"を救出…その経緯とは?その2

虐待されていたかもしれない黒猫を、埼玉のNPO法人にゃいるどはーとさんが保護することになりました。そんな酷いことをされても人間が嫌いになったわけではないようです。黒猫には虐待を受けやすいある特徴がありました。

前回までのお話

小学校で瀕死の状態でいたところを小学生に助けられ、一命を取り止めた林くう子ちゃんという黒猫がいました。子供たちの心に、大切なことを残してくれたことでしょう。

前回の様子は、こちらの記事「"瀕死の黒猫"と"虐待を受けた黒猫"を救出…その経緯とは?その1」でもご紹介しました。

そしてもう1匹、埼玉のNPO法人にゃいるどはーとさんに保護されることとなった黒猫がいました。どうやら虐待を受けていたということなのですが…。

初対面

虐待されていた疑い

動物病院でにゃいるどはーとさんは、その黒猫と初めて顔を合わせました。獣医師の話によると、詳しいことは分からないがどうやら虐待されていたようだとのこと。来院した当初は弱っていた為、入院になったようです。

元々、猫への虐待が多い地域だという噂があるとか…。ですが本当のところは分かりません。とても人慣れしている黒猫。

初対面のにゃいるどはーとさんが触っても、嫌がりも威嚇も全くしません。

引き継ぎ諸々

エイズや白血病の検査結果やワクチンについてなど、諸々引き継ぎを行います。幸いにも検査は陰性でした。

会社の寮で虐待…?

にゃいるどはーとさんに「会社の寮の中で猫が虐待されている」と相談が入ったそうです。蹴られたり暴言を浴びせられたりしていたのだとか。ひとまずこれ以上何かをされないように、動物病院へ連れて行って欲しいとのことでした。

人慣れしているからこそ、いじめられてしまったのかもしれません。近所の方も虐待を証言してくださるとのこと。そのような事実があったことは間違いないようです。

相談してきた方は会社を辞めてしまうのでにゃいるどはーとさんに連絡をされたそう。次に住むところは猫を飼えないので守れなくなってしまうから、とのことです。

にゃいるどはーとさんの思い

相談者さんとはまだ直接対面はしていませんが、協力をしてくださるそうで…。会社も場所も分かっている為、虐待していた張本人にも話を聞こうと思っているにゃいるどはーとさんです。

もし猫が嫌いで虐待をしているのなら放っておいて欲しい、と訴えます。わざわざ近づく必要はないのでは?と。虐待により命を失う猫は多いからです。

過去にそのような猫を保護したことがあり、辛い記憶が蘇るにゃいるどはーとさんでした。

命名

黒猫は「みずほ銀次」くんと名付けられました。強そうなイメージだからということです。確かに時代劇に出てきそうな強面キャラな雰囲気が漂う名前です。

人が大好きな銀次くん

黒猫は温厚で優しい性格の猫が多い為、いじめの対象となりやすいのかもしれません。虐待を受けても尚、人が大好きな銀次くんです。

獣医師もケージに入れて奥の方に行かないのは珍しいと言います。手間に来て人の愛情を欲するほど、人恋しいのです。

何をされても怒らないからこそ、そこにつけこんで虐待する人がいるのでしょう。

まとめ

虐待という辛い状況からにゃいるどはーとさんに保護されたみずほ銀次くん。これからは暴力ではなく、愛情しか貰いません。幸せになって行くのです。

下記の動画から、おとなしい銀次くんに会うことができます。良かったらチャンネル登録ください!そのワンアクションが銀次くんのような猫たちを支援することに繋がります。宜しくお願い致します!

※こちらの記事は情報掲載者より許可を得て掲載しております。
 掲載者名:NPO法人 にゃいるどはーと

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