これまでのお話
車にはねられた上にネズミ捕りシートが体にべったりとついてしまった子猫、ホープくん。府中のNPO法人府中猫の会さんの元で活動する預かりさんが救出しましたが、事故の影響で半身不随です。
前回の様子は、こちらの記事「車に跳ねられネズミ捕りにかかった子猫を緊急レスキュー!No.3」でもご紹介しました。
懸命のケアで元気を取り戻して来ましたがどうしても便が溜まってしまうので、府中のNPO法人府中猫の会さんはある大学病院の先生に相談しました。
大学病院へ
大学病院へ来たホープくん
府中のNPO法人府中猫の会さんはホープくんを、高度な医療が受けられる大学病院へと連れて来ました。
このままにしておくと膿が出ている方の足が壊死してしまう可能性があるということ、手術をするにはまだ体重が1kg未満なので麻酔のリスクがあること。
以上の理由から、高度医療が受けられる大学病院を訪ねることになったのです。
すぐに対応してくれたドクター
府中猫の会さんが相談したところ、外科のスーパードクターがすぐに連れて来てくださいとのことで素早く対応してくださったそう。
とてもお忙しい先生なのですが、手術を前提としてホープくんを連れて来て欲しいとのでした。預かりさんは有給を取り、府中のNPO法人府中猫の会さんは入っていた予定をずらして診察に立ち会います。
治療費について
YouTubeのコメント欄には「ホープくんの寄付金は募らないのか?」という暖かい言葉が多数寄せられました。本当にありがたいと感謝する府中猫の会さん。
でも現段階では他力本願になってはいけないと、ひとまず自分たちで何とかするとのことです。YouTubeに広告をつけさせて貰ったり物販をしたりして収益を得られているので、そのことに本当に感謝しているそうです。
府中猫の会さんを応援している人たちの優しい気持ちが分かるからこそ、まずは自分たちで頑張らないと!と思っているそう。本当に困った時は頼ることがあるかもしれない、と府中のNPO法人府中猫の会さんはいいます。
診察の結果
骨盤狭窄
大学病院でレントゲンを撮った結果、しっぽの付け根部分の骨と神経が砕けており、左の骨盤が中に入ってしまう「骨盤狭窄」と診断されました。
骨折は自然治癒するけれど、手術をしても神経の回復は望めないだろうとの厳しいお話。問題は、骨盤狭窄の為に便が出にくくなってしまっていることです。
頑張ったホープくん
長い時間頑張ったホープくん。浣腸をして貰って、お腹はスッキリしたようです。新しいオムツをして帰宅の途につきます。
成長を待つ
結論からいうと、後3ヶ月くらいホープくんの成長を待ち、それから手術などに関して決めていくことになりました。成長と共に骨盤が広がる可能性もあるとのことです。良い方向に向かって欲しいですね!
まとめ
多くの人の力によって支えられているホープくん。1日でも早くケガが治りますように…。
ホープくんの頑張りは、下記の動画からご覧頂けます。良かったらチャンネル登録してください!それが助けを必要としている猫たちへの支援となります。
※こちらの記事は情報掲載者より許可を得て掲載しております。
掲載者名:NPO法人府中猫の会
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