倒木のほら穴に隠れる弱った猫
レスキューオフィサー出動
オーストラリアのクイーンズランド州にある、RSPCA クイーンズランドに一件の通報がありました。その内容は、”木のほら穴にとても弱った野良猫が入り込んで動けなくなっている” というものでした。
レスキューオフィサーのサムさんが向かうと、木のほら穴の中に野良猫「サターン」がうずくまっていました。とても具合が悪そうで、動くことさえままならない様子です。
奥の方にうずくまっているのでとても届きそうにありません。
サムさんは、一方の穴を塞いでもう一方の穴の方へ誘導する作戦をとることにしました。うまく出て来てくれるでしょうか。
話しかけながら気長に待つサムさん。
1時間以上待ちましたが、サターンは動く気配がまったくありません。そこで枯れ木をはぎ取ってサターンを救出することにします。
そしてついにサターンに触れることができました。しかし重度の脱水症状を起こしているようです。
すぐさまRSPCAの施設へ。
獣医の診察と治療
獣医さんはサターンの首に2匹のダニが食いついているのを発見しました。体調不良の原因はこれだったんですね!
2ヶ月間の治療と愛情たっぷりのケアでサターンはこんなに元気になりました。まるいお顔が可愛いです。
そして永遠のお家も決まりましたよ!
まとめ
体調不良の原因はダニでした。弱った猫は姿を隠すと言われますが、サターンも木のほら穴に隠れてじっとしていたのでしょう。そして動けないまま重度の脱水症状になり危険な状態でした。気がついてくれた人がいて本当にラッキーでしたね。
レスキュー当時の様子と元気になったサターンはこちらから。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:RSPCA Queensland
RSPCA Queensland
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